大学生活6年間を振り返って【反省と記録】
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大学生活6年間を振り返って【反省と記録】
こんにちは、にっけです。今日は、「大学生活6年間を振り返って」というタイトルでブログを書いてみようと思います。大学生活「6年間」と言っても、留年などをしたわけではなく、学部の4年間+大学院の2年間での6年間。そして僕は、明日の修士論文の発表を終えると、大学生活6年間にピリオドを打つことになります。そこで、良い機会なので、この6年間の大学生活を振り返って、反省するところ、これからに活かすところ、皆さんに伝えたいところなんかをまとめたいなと思いブログを書き始めました。春から大学に進学する人にはもちろん、現在大学に在学中の人へ向けて、ちょっとでも参考になることがあれば幸いです。勉学面だけでなく、生活面や物の考え方、反省や後悔なんかも織り交ぜつつ書いていきたいなと思います。反省や後悔の部分が一番伝えたいところなので、そこだけでも読んでもらえればエッセンスが掴めるかと思います。僕を反面教師にして、皆さんには素敵なキャンパスライフを送ってもらいたいなと思います。
勉学面
まず、大学生の本業、勉学について6年を通して思ったことを書いていきたいと思います。
単位に関して
4年間で取得すべき単位数(卒業単位数)ぴったりで卒業しました。余計な単位を取ることもなく、また落とした単位も1つもありませんでした。理系の学部だったので、授業に出なくとも(もちろん最低限の出席率は必要だけど)、テストで満点を取れば一番良い成績が取れる、というものが多かったように思います。この理系特有の(?)システムは僕に非常に良く合っていました。幸いなことに、一夜漬けで一気に知識を増やすこと(俗にいう暗記)は得意だったので、割と良い点数と成績をキープしつつ4年間を過ごすことが出来ました(実質単位を取ったのは3年間で、4年目での単位取得は卒業研究のみでした)。卒業時には成績優秀者の表彰を受けることも出来ました。単位習得に関する勉学面では殆ど言うことなしの大学4年間を歩めたのではないかと思っています。
研究に関して
一般的な理系の学生は、大学4年から大学院2年までは研究室での研究生活がメインとなります。僕も例に漏れずそうでした。僕は、特にやりたいことも無く学業を続け進学してきたので(入学時からこの考え方は変わらず)、「なんとなくゆるそう」という観点でのみ研究室選びを行ってしまいました。これは後で詳しく書こうと思いますが、結論から言うと「失敗」でした。専門は物理でX線の研究を行っているところ。とは言っても実際にやることはパソコンをいじってシミュレーションプログラムを書いたり、たまにある実験で得られたデータをカタカタ解析したりすることがメインだったので、物理の知識よりはコンピュータの知識が身に付きました。ゆるい研究室だったので、多分他の理系大学生よりは研究に関するノウハウは身に付きませんでした。自分で選択したことなので、指導者にどうこう文句を言うつもりはありません。とりあえず今思うと失敗だった、ということだけここには書いておこうと思います。
後悔したところ(伝えたいところ)
もっと色々な授業に顔を出していれば良かった
上に述べたように、必要最低限の単位取得数で卒業したわけですが、面白そうな授業にはもっと積極的に顔を出していれば良かったかな、と思います。僕の大学は総合大学だったのにも関わらず、ほぼ自分の学部の授業のみしか受けずに卒業してしまい、総合大学のメリットを活かしきれませんでした。専門外の授業には顔を出すのはハードルが高いですが、一回聞いてみてつまらなかったらすぐに出席をやめれば良いだけの話。履修申請せずに、聴講という形だけでも、面白い話を聞きに行くという感覚で、もっと積極性を見せれば良かったなと後悔しています。
研究室選びにもっと積極的になるべきだった
これが一番の後悔です。正直な事を言うと、研究に関しては殆ど何も身につけることが出来ないまま、大学3年間を過ごしてしまいました。学会等にも全く参加せず(そういう雰囲気がない)、毎日学校に行かなくても全然構わない、という環境でした。こういった環境で成長出来る人もいるかとは思いますが、僕は全く出来ませんでした。研究室選びで最も重視すべきなのは、「自分がどう成長出来るか」だと今は考えています。例えば、世間一般にはダメだと言われている「ブラック研究室」に自ら進んで入り、2年間ビシバシ鍛えられて自分を磨く、という道を選ぶのも1つの選択であり、成長という切り口で見たら非常に良いことだと思います。また、ゆるい研究室に進んだとしても、自分のやりたいことがあるのならば、束縛されず、それについて徹底的に研究する、というのも非常に良い選択です。僕自身は、「適度に課題を与えられないと出来ない」タイプなのにも関わらず、なんとなくの選択で、ゆるい研究室に進んでしまい、何も身につけられずグダグダとした日々を過ごしてしまいました。これは完全に自分の考えが甘かったことによるミスですし、環境のせいというよりは自分の最初の選択と性格のせいだと思っています。みなさんに伝えたいことは、研究室選びは、指導者を自分で選べるチャンスだと言うこと。「研究室選びは慎重に!」なんていう野暮なことを言うつもりはありません。「一番使える教授を利用してやる」くらいのスタンスで自分を成長させることの出来る研究室を選ぶのが良い選択だと思います。
生活面
次に生活面について書いていきたいと思います。勉学以外は全てこちらに。
サークル活動
大学3年までバドミントンのサークルに所属していました。3年の時に同期とケンカして(というか一方的にムカついて)辞め、その後は特に何も所属せず、時々趣味でバドミントンをするくらいの生活でした。サークルを通して新たに友人が出来たことや、時々身体を動かすことが出来る場があったこと、大会でアドレナリンが全開になる、なんてことは、非常に良いことだったように思います。また、飲み会やイベント事のマナーを学ぶには絶好の場だと思います。参加すればするだけ経験値が貯まっていきます。1つ注意すべき点として、大学のサークルは高校の部活よりもはるかに同調圧力がドギツイところが多いので(よくテニサーなんかで揶揄される)、そこに染まってしまってつまらない価値観を持つようになってしまったり、井の中の蛙状態になってしまったりすることです。これは偏見ですが、つまらない人って絶対に自分のこと面白いと思ってるんですよ。まあ、サークル活動に関しては楽しみつつ自分を成長させられる場、程度に考えるのが良いのではないかと思います。
アルバイト
5年間塾講師を続けました。その間にサーバー管理や家庭教師、学校のTA、引っ越しの手伝いなんかをやりました。アルバイトは、お金を得られるというメリットもありますが、それ以上に「気軽にいろいろな人生経験が出来る」というメリットもあります。就活は落とされたら人生が変わりますが、アルバイトにはそこまでの影響力はありません。是非とも色々な経験をしておくべきだと思います。
遊び / 交友関係 / 余暇の使い方
アホな遊びが出来るのが大学生の特徴です。有り余る体力を使って、大学生らしい遊びをしました。ノリで海に行ったり、ラーメンを食べに行ったり、朝日を見に行ったり、満喫でオールしたり。高校時代よりも行動範囲が格段に広がり、自由な遊びをすることが出来ます。また、交友関係に関してですが、大学にはとにかく色んな人がいます。せっかく色んな人がいるのだから、色んな人と出会って自分の世界を広げましょう。自分と合わない人だったらもう会わなければ良いだけの話です。高校よりもコミュニティが格段に広がるので、これを利用しない手はありません。逆に、誰とも会わず、とにかく家に引きこもって一日中ネトゲに勤しむことだって出来ます。これも全然構わないと僕は思っています。時間の使い方が一番自由なのが大学生。ボランティアでもラーメン屋巡りでも東南アジア旅行でもネトゲでも友人との遊びでも、なんでも良いので、思いっきりやるべきだと僕は思います。
後悔したところ(伝えたいところ)
惰性で続けてしまったことが多かった
サークル活動は割とイライラすることが多かったので、すぐに辞めるべきでしたが惰性で半年ほど続けてしまっていました。続けることに価値があるなどと良く聞きますが、惰性で続けるくらいならすぐに辞めて次のことをすべきだと僕は思います。また、サークル活動だけでなく、バイトなんかも、自分のためにならないなと思ったらすぐ新しい方向にシフトした方が成長出来ると思います。(と言いつつ、今も惰性で続けてしまっているSNS類は今すぐにでもやめるべきなんだけどなあ…)
(遠い)将来のための勉強は時間の無駄だった
自己投資と呼ばれる分野ですが、何かしたい→実行が一番効率の良い学習方法だなと最近考えています。「いつか」受けるTOEICのために勉強するだとか、「おそらく受けるであろう」公務員試験の勉強をするだとかは、やめた方が良いと思います。勉強している自分に安心してしまって、思考停止状態に陥りがちで、これは完全な「時間の無駄」だと思います。僕がまさにそのパターンで、大学4年のときはあまりに暇すぎて「なんとなくいつかの役に立ちそうだから」英語の勉強をする、とかやってました。今思うとホント無駄だったなあ…その時間は全力で趣味にでも注ぎ込んでいれば良かった。
もっと色んな人に会っておくべきだった
最近は幾分かマシになりましたが、以前は全くと言って良い程積極性がありませんでした。最近になってようやく、東大卒フリーターの面白い方や、ブログで生計を立てている方、起業して自宅がオフィスになっている方などなど、、、と会う機会に恵まれ、色んな面白いお話を伺うことが出来ています。そういう人たちの話ってもれなくメチャメチャ面白いんですよね。「色んな人」と書きましたが、特に「強い人」と積極的に会うべきだと考えています。「強い人」ってなんだよ、という感じるかと思いますが、、、この辺りは伝わる人に伝われば良いかな。今はインターネットという超絶便利ツールがあります。Twitterでもブログでもフェイスブックでもインスタグラムでも、せっかくやっているんだったら「強い人」に出会うために、もっと積極的に使ってみても良いのではないでしょうか。
さいごに伝えたいこと
長々と書きましたが、一番伝えたいことは、「とにかく楽しもう」ということです。方向転換しまくっても良いので、自分が楽しいなと思う方向に進むのが一番です。新大学生のみんな、僕は来年度から社会人頑張るから…環境は違うけど一緒に頑張ろうな…
何か質問等あったら気軽に聞いてください。書ききれなかったことも沢山ありますので!
ここまで読んでくれた方いましたら本当に感謝です!お付き合いくださりありがとうございました!それではまた!