負けるなぬさん!大会運営レポ
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みなさんこんばんは。春物の服が着たいので早く暖かくなってほしいぬです。
今回は2月24日に主催した身内ポケモン大会「第2回 N極」についてつらつらと書いていきます。
- 運営レポートとKP
- 使用したPT
運営レポート
初の試み スイスドロー
今回は過去最多の12人が大会に参加してくださいました。改めましてありがとうございます。
参加してくださる方あっての主催、参加してくださる方あっての大会です。ありがたい限りですね。
試合ルールはレート準拠のシングル63フラット、試合形式にはスイスドローを採用。
スイスドローとは勝ち抜け戦と総当たり戦を足したようなルールで、運の要素が強いTCGの大会などでよく使われるルールです。
それまでの勝利数が同じ参加者同士で対戦し、勝率を競うというもの。今回の参加人数だと4戦した時点で全勝者が1人になるため、その人を優勝とすることにしました。
使用した構築
構築にいたるまで
何か構築の軸になりそうな良いポケモンはいないものかとポケ勢のツイートやブログを漁ったところ
↓
霊Zを持たせて呪いを覚えさせた先発起用型のミミッキュを知り、興味を持ちました。
相手を呪い殺す…化けの皮……
「もとカノの のろい! ▼」
「もとカノの ばけのかわがはがれた! ▼」
と、NNをつけた後の字面が最高に面白そうだったのでこの子を軸にすることに。
↓
ミミッキュで相手のポケモンに広く削りを入れることが期待できそうだったので、ビーストブーストのように相手を倒しながら能力を上げられるポケモンを採用することに。
初めはフェローチェで考えていました。元カノの後ろに綺麗なお姉さんが控えていて全抜きするの最高にクールじゃないですか?
しかし、今大会には「7世代から初めて厳選などに挑戦した人」や「6世代をしていなかった復帰ユーザー」が多く参加してくださっていることを思い出します。
↓
ウルトラなビーストを採用しました。
6世代を知らない人に、6世代の覇者を教えてあげようという目論見です。
グロパンでミミッキュが削った相手を起点にします。
↓
次に考えたのが、ミミガル選出をした際のラス1。
弱体化を受けた今、ガルでの全抜きは難しいと考えたためもう一体全抜きを狙えるコマを採用することに。
ここにはすっとスカーフテテフが決まりました。
ミミガルで相手をサイキネ圏内に入れることを目指します。
僕がスカーフテテフを使用していて不満に感じたのが「エスパー技以外でこだわったときの弱さ」です。
幸い環境に悪タイプがそこまで多くないため、鋼の選出を裏選出で抑制できればサイコキネシスでこだわれそうです。
↓
というわけで鋼の選出を抑制できそう、または出てきた鋼を倒せる子を採用することに。
というわけで周りは弱体化された結果、相対的な強化を得たリザードンY
ここまで電気無効がいないため、使いやすい地面枠である霊獣ランドロス
2体の鋼キラーをサポートできそうで、以前から使ってみたかったレヒレ
はい完成!
フェアリー多くない?
以下、個別にご紹介。
ミミッキュ
ようき 161(244)-110(4)-101(4)-x-126(4)-162(252)
@ゴーストZ シャドークロー のろい まもる みがわり
H…奇数で最大値
S162以下の全てのポケモンに対して呪いを展開しつつNNで精神攻撃を仕掛けるやべぇポケモン。
呪い→化けの皮で耐える→守る としていくだけでもう相手のHPは半分になっている。
また、相手が呪いを嫌って交換した場合でも前述の「削り」の目的は達成できるため、使い勝手はとても良かったです。
Z呪いの効果は自身のHPを全回復するというもの。相手の2体目以降に呪いを撒くときに役立ちます。
大会では本来天敵であるテッカグヤを対面から呪い殺す大活躍。しかし、この型いくつかの改善点も感じました。
①シャドクロの威力が低すぎる
せっかくテテフを抜ける最速にしたのだからとシャドークローを採用したのですが…
A101ミミッキュから無振りテテフへのシャドクロ 63.4%~75.8%
こいつ本当に物理ゴーストアタッカーか?
火力が低すぎて相手のミミッキュの化けの皮を剥がすか、襷を削ることしか期待できない。
それならば、呪いと相性の良いまとわりつくや、後続の起点を作る鬼火、なんなら3割で2連守るを実現できるおどろかすを採用した方が強かったように思いました。
「もとカノの まとわりつく!▼」
「もとカノの おどろかす!▼」
ほら、強そうでしょ?
②ゴーストZ呪いの物足りなさ
弱いわけではないけど、Z技最大の魅力である「崩し」や「役割破壊」を行えないZ呪い。
型としては面白いものの、軸にするには少し力不足であるように感じましたね…。
以上を踏まえた改善案としては、Hに252振りして実数値を192にしてオボン、ないしHP半分回復実を持たせるというもの。
自分よりSの低い相手に対する一方的な強さを発揮できる性能はそのままに、Zを後続に譲れるため強そうです。
呪いミミッキュ自体の性能は面白かったので今後もいろいろ考えてみようと思います。この型は剣舞Zのミミッキュが世に存在する限り強いと思いますし。
長くなってしまった…あとの5匹はさらっと紹介するぞ…。
メガガルーラ
いじっぱり 197(132)-180(148)-120-x-120-149(228)
備考:きもったま
@メガストーン ひみつのちから ふいうち れいとうパンチ グロウパンチ
S…準速ミミッキュ抜き 残り忘れた
なんでHPがこの数値なのかも忘れたくらいなので、どうせならDL対策を施せばよかったです。
6世代の覇者、ポケモン界のモンスターペアレントことガルーラ。
採用理由であるグロウパンチ
相手をテテフの圏内に入れるのがお仕事なので、反動がなく麻痺まで狙える秘密の力
なんだかんだ強い不意打ち
そして残りは汎用性があるだろうということで冷凍パンチを選択したのですが…
本来の採用理由と構成のミスマッチがこの子の失敗した点でした。
ミミッキュで削りを入れた後に展開できる崩し役とテテフのための削り役を担う、というのが本来の採用理由だったはずが、気づけばテテフを止めるポケモンに対する有効打が一つもなかったのです。
最低でも鋼に通る地震、もしくは炎のパンチは覚えさせるべきでした。
しかし、元カノの後ろに子持ちの人妻が控えているという点で、構築としての完成度は高かったと思います。
カプ・テテフ
ひかえめ 133-x-81-200(252)-136(4)-147(252)
@こだわりスカーフ サイコキネシス サイコショック ムーンフォース シャドーボール
特にいうことのない強いやつ。
めざ炎や10万といったサブウェポンを入れた構成もよく見かけますが、前述のとおりエスパー技以外でこだわるテテフは弱いと思っているのでエスパー技2種、タイプ一致のムンフォ、相手のテテフに打てるシャドボ。
なんならシャドボも抜いてサイコキネシスでワンパンできない相手にワンチャンス残す神通力でもいいかもしれないです。
NNに関して。
もともと炎枠としてリザYではなくウルガモスを使い、構築名を「てふてふテテフ」にするつもりでした。
しかし、
- 前述の呪いミミッキュからニトチャリザYの展開ができそう
- メガ枠を2体にしたい
- ウルガモスはてふてふじゃなくて蛾
などの理由で採用を断念。
その名残もあってテテフには蝶のイメージで名前をつけました。
「超」と「蝶」が掛かってます(今思いついた)
※蝶と蛾の違いについてですが、ほとんどありません。日本では止まるときの羽の状態や昼行性・夜行性、触覚などで分別するのが一般的ですが、それぞれ例外の種もいるうえに蝶と蛾を分別しない国もあります。
メガリザードンY
おくびょう 147-x-90(4)-211(252)-135-167(252)
@メガストーン かえんほうしゃ ソーラービーム めざめるパワー(氷) ニトロチャージ
ミミッキュから展開できそうないい感じの炎
ニトチャめざ氷でリザードンを止めに来るコマを潰します。
実数値を見てもらえればわかりますが、CDSVで妥協してます。厳選を始めたのが大会三日前の夜だから仕方ないね?
結局めざ氷は一度もうちませんでした。こいつ火吹いてるだけでつえーわ。
霊獣ランドロス
いじっぱり 195-181-110-x-120-120
@とつげきチョッキ じしん がんせきふうじ ばかぢから とんぼがえり
調整忘れました。HD方面にたくさん振ってます。
無難に強い枠。しかし先発として出すのは弱い気がしているので、中盤にクッションとして使っていく投げ方が多かったです。
この子も特に言うことないですね。NNはこの子を捕まえた当時流行っていた妖怪から。
カプ・レヒレ
ひかえめ 157-x-128-160-150-126
@ミズZ なみのり ムーンフォース しぜんのいかり ちょうはつ
努力値忘れましたが、C252 Sカグヤ抜き 残りHです。
今回最大の反省点
リザを見て出てくるであろうステロ撒きポケモンに強いだろうろ踏んで採用した挑発レヒレでしたが、これが大失敗。
火力が足りない
耐久が足りない
NNがスベっている
の豪華三本立て。
ステロ撒きに強くて水Zで崩しもできるやん!と控えめで育てたのに、全てにおいて中途半端になってしまいました。
この子は素直に耐久振りがいいと思います。
大会結果とその他データ
最終結果の報告
第二回N極 最終結果がこちら!
(参加者12人中、上位5位まで表示してます)
あれ…にーるさんと優勝者を決める最終決戦を繰り広げたはずなのに準優勝になってない…
第三試合目が終了した時点で全勝しているのが二人(にーるさんとぬ)なので、この二人で優勝者を決める最終戦を行った結果にーるさんが勝利。僕は3勝1敗となったのですが…
同じく三試合目が終了した時点で2勝1敗だった4人がバトルした結果、勝利数で僕に並ぶ人が二人(ゆこさんとほしぞらさん)出てきて、オポネントによる判定で僕は2位になれませんでした。辛い世の中である…。
しかし新しいルールを試したのは正解でした。組み合わせもツールに任せることができるので運営もかなり楽できますね。
KP公開
KP1はあまりにも数が多すぎたので割愛…。
総括とか
今回はテテフミミッキュという今の環境をそのまま現したようなKPになりましたね…。
大会自体は大成功!僕は悔しい結果でしたが、ずっと僕の開く大会に参加してくれているにーるさんが念願の優勝を果たしたり、ほしぞらさんというダークホースがあらわれたりと、次回以降に繋がるいい大会になったと思いました。
また落ち着いたら企画しますので、ご参加いただけると嬉しいです。
Splatoon2が出たらそちらばかりやると思うので、夏までにはもう一度開催したいですね。
最後に、改めまして大会参加者の方に感謝をこめて。
おしまい
2017.3.5 ぬ