映画「脳内ポイズンベリー」を見た

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「脳内ポイズンベリー」を借りて観ました!
どんなあらすじか、上手く書けそうもなかったので、以下、Wikipediaより。
「何らかの選択を迫られた際の心境描写を、脳内に住まう老若男女の会議という形で表現していることが特徴の作品。」

主人公、いちこ(30歳)が早乙女(23歳)という男の子とひょんなことから付き合うようになって、脳内でドタバタ会議が繰り広げらる。

自分ももう30に近いし、今27歳ですけれども、歳のこととかマイナスに考えてしまう、いちこの脳内キャラクター、池田の意見にめちゃめちゃ共感したし、肩身が狭かった~。池田役、吉田羊、上手かった。

いちこは、早乙女と、途中から出てくる越智さんという男性の間でゆらゆら揺れるのですが、早乙女のことは好きだけど振り回される。越智さんは振り回さない。穏やかで良い人だけど、良い人どまり。ときめきはない。
これもよく分かるなあと思いました。早乙女みたいになんか惹きつけるものを持ってる人っていますよね。早乙女は性格にかなり難ありだけど。
「好き」と「良い人」は違うんだよなあ。

あと、早乙女役の俳優さんも、最近の若い子ってこんな感じだよな~っていうあの感じ、上手かったなあ。あまりみかけない俳優さんだけど今はどうしてるんだろう。何か他に出たりしてるのかしら。

物語は、どっちとくっつくか、ではなくて、いちこがいちこ自身の幸せを探す方向に向かいます。自分は、誰と一緒にいる自分が好きなのか。

「自分を好きになれなかったら恋愛なんてできないよ。」

いちこには辛い過去がありまして、それから凄くネガティブになっちゃってて、自信もない。(非常に共感)

そんないちこが自分の幸せってなんだろう、と考える、いう方向にストーリーが進んでゆき、なかなか考えさせられる話でした。

幸せって難しいなあ。でも、自分を大事にしないときっと幸せにはなれないですよね。

脳内会議の様子は、ほんとにどの役者さんも演技が上手くて面白かったです。

自分を大事にして、自分なりの幸せを手に入れられることが、もう、幸せですね。いちこと年齢も近いし、夢見てられる時期は終わっちゃって、なんかこう、身につまされるものもちょっとありました。
幸せになりたいね。みんな、幸せになろうね。