鮮血のダークヒーロー奇譚!押見修造の新作『ハピネス』を読んだ【ネタバレと感想】
SPNSORED LINK
SPNSORED LINK
あの『悪の華』の押見修造が新連載を開始しました。その名も『ハピネス』!今作はただの学園モノじゃなく、なんと吸血鬼(!?)モノ!
物語の主人公は冴えない男子高校生、岡崎。毎日クラスメイトからのパシリを言い渡される、いわばスクールカースト底辺の生徒。そんな岡崎はある日、深夜にレンタルDVDを返却しに街へ向かう途中、奇妙な事件に遭遇することになります。
なんかが空から降ってきます。
なんかそいつには牙が生えています。
なんかズブっとされます。
この事件をきっかけに、岡崎の学校生活がどんどん変わっていくことに。スクールカースト底辺から鮮血のダークヒーローに!?冴えない高校生だった、岡崎を待ち受ける運命とは…!?
感想
イメージとしては『惡の華』と『東京喰種』をごちゃごちゃしてどーん!といったところ。まだ1巻で物語は始まったばかりですが、これは壮大な人間ドラマが描かれる予感がします。押見修造作品らしく、台詞が少なめで、表情で魅せるシーンが多いです。女子生徒のスカートを見るシーンの主人公の表情なんかは気合の入った描き込み。さすが押見修造!1巻は物語の導入の導入、人間関係の発展もほとんどなければ、吸血鬼(?)として、そしてダークヒーローとして活躍するシーンもありませんでした(とかんがえると帯の文章は若干ズレてるかな?まあいっか) 2巻以降のこれからの展開に期待ですね!『惡の華』よりも取っ付き易いと思うので、押見修造作品が初めてという方もぜひ。『ハピネス』オススメです!!!
Twitterの声
押見修造サンの作品は 当たり外れと言うか 気持ち悪い面白いと作品によって 差が大き過ぎますけどハピネスは 個人的に好きです
— 卍折崎紫人 (@Prosw7Blovebb77) 2015, 7月 19
押見修造先生の『ハピネス』も読んだ。押見先生の描く「美少女ではない女の子のかわいさ」は、すごい。その作品の世界に美少女と美少女でないヒロイン、リア充グループとパッとしない奴らのグループが明らかに存在している空気を描くのがうまいというか。(そのぶん痛みもあるけど)
— 火鳥@夏コミ1日目ネ-23a (@minatohitori) 2015, 7月 14
押見修造のハピネス読んだ。バンパイアもの。まだ前振りの段階なので何とも言えないが、絵はうまい。奇しくもIAMXの新譜と同じタイトル
— spin@『結婚という選択』発売中 (@arrowindarkness) 2015, 7月 10
なんかハピネスやばかった ありきたりな設定だけど押見修造の世界観でてるわ
— 安藤@あんたつ (@an_do1014) 2015, 7月 9
押見さんのハピネスの表紙かっけえ
— に い や ま (@apwbd0225) 2015, 7月 9
マンガ読むならKindleが本当にオススメ。
一番安いモデルで良いからポチっとくと生活が捗ります。
いままでの「ハピネス」のレビュー記事まとめ
▷ 2巻: レビュー記事書いてません…誰か書いてくれませんか…(ご連絡は@nikke_1925まで。)
▷ 3巻: ハピネス3巻 – あらすじと感想【ネタバレ注意】
▷ 4巻: 【画像あり】ハピネス4巻 – ネタバレと感想「押見修造ワールド前回になってきましたね」【ネタバレ注意】
▷ (new!) 5巻: 【画像あり】ハピネス5巻 – ネタバレと感想「五所さん生きてて良かった…」