01.【きりんのブックオフ生活】

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こんばんは、きりんです。

先週から週刊連載が始まりましたが、火曜日はというと、私きりんが本のあれこれを連載させてもらいます。(にっけさんも漫画について連載されるようなので、毎週火曜日はブックデーですね◯
タイトルは単にブックオフによく行くから。何と言っても気になった本を気軽に買えるところがいいですよね。ただちょっと普通すぎた気もするので、気が向いたら変えます 笑
あれこれといいつつ、最近読んだ本やおすすめの本の感想・紹介がメインになると思いますが、どうぞよろしくお願いします~!

今回は1月第4週に読んだ本を紹介:)

闇に香る嘘/下村敦史

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第60回江戸川乱歩賞を受賞したことで話題になった作品。

27年間兄だと信じていた男は何者なのか?

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。竜彦は偽者なのではないか?

全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う―。

「講談社BOOK倶楽部」より

オビにも記載されていたこのあらすじに惹かれて読み始めたけど、ぐいぐい物語に引き込まれてあっという間に読んでしまいました。多くの伏線が最後にきちんと回収されていくのも気持ちが良かったです。ストーリーがほんとよく出来ているし、全盲の人の描写もリアルで、最後まで面白い一冊でした。ちなみに下村敦史、早くも二作目『叛徒』が出版されています。
ミステリーは頭使うし読むのに時間かかるのであまり読んでなかったんですが、最近面白さがわかってきた気がする…!

&Premium 2015年03月号

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20日に発売された雑誌。今月号は『本屋が好き。』ということで購入しました。
本屋に限らず、お店の紹介本というと都内が多く、行きたくても行けないよ!!!ということがあって買わないことが多々あります…が、この特集では単に本屋の場所が紹介されているだけでなく、それぞれの「本屋」という空間そのものが紹介されているので面白い!その本屋ができるまでの過程や、店主の考え方なども書かれていて、興味深く読みました。
例えばその中の一つに、「良き経営者は判断と行動が早いというけれど、たぶんこういう人のことなのだろう」ってあって、こういうのって何にでも共通だよなあって思うとやっぱり人ごとじゃないわけで。暮らしのヒントはいろんな所に落ちてるし、それに気づくかは自分次第。
数としてはやっぱり都内のものが多かったけど、いろんな地方の本屋も紹介されていたので、その本屋目当てで旅行するのも楽しそう~なんて思いました。本屋デートとかしたい…

気になる新刊

・あの子がほしい/朝比奈あすか
・村上春樹は電気猫の夢を見るか?/鈴村 和成