【動画付き】 サブカルぶりたい大学生が今すぐにでも観るべき邦画10選

【動画付き】サブカルぶりたい大学生が今すぐにでも観るべき邦画10選+α

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2017/05/06 +αを追記しました。


今日はオススメの映画を紹介していきたいと思います。僕が邦画が好きなので邦画に絞って記事を書きました。タイトルは煽りです。「えっ観てないの!?」とならないようにここにあげた映画で観ていないのがあったら、こっそりTSUTAYAでレンタルして観ておきましょう。

多分ここに載せた映画は少なくとも3回以上は見ている映画だと思います。この10本はブルーレイやらDVDやらで買い揃えたいなあと思ったりしています。(3回以上観た映画はDVD買っても良いという自論w)

ここに載っていない映画でこんなのも面白いよ、みたいなのがあったらぜひともTwitterとかで教えてください。

まあこんなこと書きましたが、この記事で1本でもみなさんの目に留まる映画があれば幸いです。それでは行ってみましょう!

1.ピンポン

僕がイチバン好きな映画がコレ。スポ根映画を超えたスポ根映画。原作は松本大洋の同名マンガ。

才能にあふれ、卓球を愛してやまないペコと、それに憧れるスマイル。現実の壁にぶつかるペコと、才能を開花させていくスマイル。この二人の対比にゾクゾクする。

ペコを演じる窪塚洋介の演技も圧巻。取り巻くキャスト陣も豪華。俳優陣もストーリーもとにかく最高。音楽もSupercarで最高。みんなとりあえず黙って1回は見ておくれ。

余談ですが、少し前にノイタミナで放映されていたアニメ版も素晴らしいのでぜひ。

2.モテキ

キラキラでポップでハッピーで何も考えず幸せになれる映画。疲れてるときもこういう映画を見ると幸せな気持ちになれるんです。

藤本幸世は31歳の派遣社員。そんな幸世がニュースサイト(ナタリーですね)のライターとして新しい人生を歩もうとします。そんな中、幸世に突然、異性にモテまくる奇跡のシーズン「モテキ」が到来!幸世は本当の恋愛にたどりつけるのか……

原作は久保ミツロウの同名マンガ。「モテキ」はドラマ版もあり、このドラマはほぼマンガを忠実に再現しています。映画版とドラマ版で好みが分かれるところですが、僕は映画版の方が圧倒的に好みですね。いつかちゃんも捨てがたいけどやっぱり長澤まさみ…

音楽を中心にストーリーが展開されていくテンポの良さ。何回見ても新たな発見があって面白い。僕がイチバン見返した映画はコレなんじゃないかなあ。

あ、ちなみに主題歌もフジファブリックの『夜明けのBEAT』でコレもオススメ。

3.ソラニン

浅野いにおの同名マンガが原作。

イチバン身近な大切な人を失ったり、仕事が全くうまくいかず途中で投げ出してしまったり、やりたいことができなかったり、そもそもやりたいことがなかったり。愛する人がいればそれだけで幸せだとか、理想と現実の間で揺れ動く若者の心の葛藤だとか。とにかくテーマはありふれてるのだけれども、心に響きます。

宮崎あおいが『ソラニン』を歌い切るクライマックスシーンだけでも見る価値アリの作品。

この映画を見ると、自分も頑張ろう、と思えます。元気が出ないときなんかに見返したい映画ですね。

4.ジョゼと虎と魚たち

恒夫の、終わってしまった恋愛の回想から始まるこの映画。妻夫木聡演じる恒夫は、いたって普通の大学生。一方の、池脇千鶴演じるヒロイン・ジョゼは、足に障害を持った女性。祖母から「こわれもの」として扱われて育てられた過去を持っています。ある日、大学生の恒夫は、ひょんなことからジョゼと出会い、二人は付き合いだします。

この映画を一言で表すと”リアル”。男の弱さ、女の強さ、リアルな日々を描き切った素晴らしい映画。
最高のハッピーエンドでも、最高のバッドエンドでもない。出会いとか別れって、全部が全部ドラマチックじゃなくて、そんな大げさなものじゃなくて、それが普通で、それがリアルなんだよなあ。

5.百万円と苦虫女

世の中にうまくなじめない人や、自分の居場所がないな、と感じている人にはぜひとも見て欲しい映画。僕もその一人なので、、、とても心に響きました。

とある事件に巻き込まれ、「百万円貯まったら、この家を出ていきます」と家族に宣言し、百万円をためるたびに引っ越しをして、行く先々でさまざまな人たちと出会います。

蒼井優の透明感と、映画の透明感がマッチして、映像を見ているだけでも幸せな気持ちになりました。

いやー蒼井優がとにかくピッタリすぎるでしょ。映画と女優の相乗効果が素晴らしい映画だと思います。

6.フィッシュストーリー

伊坂幸太郎の伏線回収系の映画でイチバン好きなのがコレ。

あまり書くとネタバレになってしまうのですが、時代も場所も全然違う、何の関連もない物語のピースが、最後にピタッとハマる瞬間はなんとも言えない爽快感で……こういう設定の映画ってうまく行った時の破壊力がすさまじいんですよね(うまくいかなかったときの空振り感もすさまじいけど)。この映画はほんとうまくいった典型例だと思う。完璧なんですよホント。

俳優陣が伊藤淳史、高良健吾、濱田岳、森山未來と素晴らしい上に、斉藤和義さんがテーマ曲を担当。そこまで豪華とは。

ここまで書いて気付きましたが、気付いたら森山未來が出演している映画を3本も選んでしまっていた!!!森山未來、好きだ〜〜〜。

7.四月物語

https://www.youtube.com/watch?v=vbDQbsH9Rg0

昨年開催された、クリープハイプのボーカルである尾崎世界観が、オールナイトで自身の好きな映画を上映するという尾崎世界館というイベント。僕はこのイベントでこの映画を見ることになりました。一昔前の映画なので、普段なら絶対に手に取ることはなかったでしょう。

普段だったら絶対に手に取ることのない映画なだけに、この時見れて良かった。大学生のときにこれを見れて良かった。

80分という短い上映時間で、松たか子演じる卯月に何度共感したことか。都会の人間関係に困惑したり、自己紹介で寒いギャグで滑ったり、恋をしたり……18歳のみずみずしさが岩井俊二監督の撮る淡い映像と相まって、僕たちの心にこれでもか!と染みこんできます。

田舎から大学で上京した人には絶対に見て欲しい作品。あの時の純粋な気持ちを取り戻すことが出来ます。大学に染まって心がブラックになってしまったみなさん。一度この映画を見てみてはいかがでしょうか。

8.愛のむきだし

サブカル大好き園子温監督の代表作と言ってもいい作品。『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』あたりも好きなのですが、やっぱりイチバンは『愛のむきだし』なんだよなあ〜。

この映画は長い。とにかく長い。237分は僕が見た映画の中でイチバン長いです、多分。TSUTAYAとかで借りるとDVDが二枚組になっていますからね、1本に収まらない長さ。さっき紹介した四月物語が3回見れますからね……

しかし、そんな長さを一切感じさせない素晴らしい作りになっています。本当に最初から最後までB級映画感満載なのですが、途中で飽きることは一切ありません。最後の最後でこれまたB級感たっぷりの戦闘シーン。見ている方ポカーン。ああ、終わった…と……。

恋愛、宗教、親子関係……いろんなテーマがぎゅぎゅっと濃縮されている作品。園子温映画を見たことないなんて人はサブカル名乗れない。今すぐ愛のむきだしから見ましょう。

他の園子温作品も超オススメなので是非。

9.桐島、部活やめるってよ

見えないヒエラルキーってのがどの社会にも存在すると思います。特に高校なんてのはそれが顕著に現れる場所で。部活だったりクラスだったり、一緒にいるグループだったり。この映画ではその”見えないヒエラルキー”がこれでもか!ってほどに描かれています。作中、いろいろなキャラクターが登場しますが、どのキャラクターに共感するかで、自分の過去の立ち位置が分かるんじゃないでしょうか。

説明的なナレーションは一切なく、登場人物のセリフも少なめ。演技力だけでここまで人間関係を表現したってのは本当にスゴイと思います。正直、一度観ただけではあまり良くわからず、答え合わせ的に小説を購入。なるほどそういうことだったのかという新発見と共に、一気に朝井リョウファンになりました。

小説を読んだあと改めて映画を見返してみると、さらにそういうことだったのか感を感じて…見れば見るほど良い映画だな〜と感じます。スルメ映画。

こういうの見えない人間関係を描くのが朝井リョウはサイコーにうまいんだよなあ。映画でこれを表現しきったのは素晴らしい。圧巻だよ本当。

今の高校生たちには、体育系だとか文化系だとか、そういうちっぽけなことにコンプレックスを感じることなく、堂々と生きて欲しいです。笑

10.舟を編む

松田龍平演じる主人公・馬締(まじめ)は、営業部で変わり者として持て余されていたところ、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になります。これが彼にとっての天職。辞書編纂という少し特殊な職業を通して主人公が成長していく物語です。

一見するとパッとしない馬締ですが、とにかく実直で、誠実で。コミュニケーション能力皆無の彼が、次第に周りに影響を与えられるまでに成長していくようすが、観ていて心打たれます。

僕が好きだったのは、その対極のように存在する、オダギリジョー演じる会社の先輩の西岡。一見ヘラヘラしているように見えて、やるときはやる男っていうのが僕は好きなんだよなあ。最後の最後に泣かされました。

生きてゆく上で、好きな仕事と職場に巡り合えることがどんなに素晴らしいことか。見終わったあとは、明日から仕事頑張ろうって思えます。今まで観た映画の中でイチバン素晴らしい人間ドラマ。


2017/05/06 追記


11.図鑑に載ってない虫 / 三木聡

この監督の映画はどれも面白いんだけど、一番好きなのは多分これ。

ゆるい演出に、ゆるいギャグ、ゆるいストーリーなんですが、どこか切なさを感じさせる映画。

とにかくキャスティングが最高で、松尾スズキの胡散臭さが映画の雰囲気にピッタリ合っていて最高。

夏になると見たくなる映画だなあ。

まとめ

映画は漫画とかに比べると詳しくないので、詳しい人に教えてもらいたい……オススメあったら教えてもらいたいです……

昨年、というより大学院生の頃は暇を持て余していたから1日1本新しい映画を観る、みたいな生活を送っていたのだけれども、社会人になってからはなかなかそうもいかず。同じ映画を何度も観るっていうことが多くなってきています。また前みたいに片っ端から映画を見る生活したいなあ……

ちなみに最近観た映画だと、洋画だけどマッドマックスがダントツで良かったなあ。アレほどスカッとする映画はないね。映画館で見て度肝を抜かれた。あと3回は見たい。あとソーシャルネットワークは何回も繰り返し見てる。最初の20分だけでテンションがメッチャあがるんだよね。