ハピネス3巻 – あらすじと感想「吸血鬼になるシーンがエグい…」【ネタバレ注意】

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2016/11/05 ページ下部にハピネス4巻のレビュー記事へのリンクを追記


『惡の華』で有名な押見修造の新作『ハピネス』の3巻が発売となりましたね。『ぼくは麻理のなか』と同時に連載を進める押見修造、スゴイ。東村アキコ先生なんかもそうですけど、同時に複数のマンガを連載出来る人の頭の中は一体どうなっているんだ……とまあ余談はさておき、Kindleで購入して読んだので感想を書きたいと思います。

ハピネスってどんな作品?これまでのあらすじ

クラスのヒエラルキーの最底辺に位置し、冴えない学生生活を送っていた主人公・岡崎は、ひょんなことから突然吸血鬼となってしまう。人の血を求める岡崎が自分の心と戦いながら、葛藤と共に生きていく様を描いたファンタジー。

詳しいあらすじはこちらの記事をどうぞ。

3巻の感想【ネタバレ注意】

3巻は、岡崎くんの同級生である勇樹が吸血鬼になってしまう話がメイン。

吸血鬼になったシーン。とにかく不気味に描かれていますね…。

吸血鬼になったシーン。とにかく不気味に描かれていますね…。

岡崎は、自分の悩みに加え勇樹が吸血鬼となったことで、新たな悩みを抱える事になります。

押見修造作品で必見なのが、とにかくリアルな心理描写。

スクリーンショット 2016-06-06 19.37.56

乾きに飢える吸血鬼の脳内描写、これでもかってくらい不気味に描かれています。

スクリーンショット 2016-06-06 19.41.22

そして3巻ではとうとう吸血鬼の存在を知る者たちも現れます。うん、そうでもしないと物語は進まないよな、と言った感想。これから彼らとのバトル展開になるのか、はたまた悪の華のような人間の心情をとことんリアルに描き切った作品になるのか……

スクリーンショット 2016-06-06 19.39.12

ヒロイン・五所さんとの関係性にも注目。彼女は果たして吸血鬼となった岡崎たちを救う救世主となるのか…!?

特に大きな展開があったわけではない3巻ですが、これからどんどん伏線が回収されていって面白くなっていくオーラが漂っています。次の巻も楽しみですね、今から4巻が待ち遠しい!

気になるハピネス4巻の発売日は…?

■ 1巻:2015年 7月9日発売
■ 2巻:2015年 12月9日発売
■ 3巻:2016年 5月9日発売
■ 4巻:???

5ヶ月おきに発売されているので、次巻はおそらく2016年10月の発売になるだろうと思います。

他の押見修造作品はこちらから。

冒頭部分は無料で読めます。一度押見修造作品の雰囲気を味わってみてはいかがでしょう?

最も有名な『惡の華』

現在連載中の『ぼくは麻理のなか』

押見修造作品、すこし拗らせてしまった大学生なんかにオススメです。


マンガ読むならKindleが本当にオススメ。
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いままでの「ハピネス」のレビュー記事まとめ