世の中のコミュ障必見!グルメマンガブームの異端児【鬱ごはん】がとんでもない漫画だった!!!
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更新情報
グルメマンガブームの異端児【鬱ごはん】がとにかくすごい!!!
登場人物は就職浪人生の”鬱野(うつの)”ただひとり。就職浪人生っていう設定がもう既に生々しい。ただ生きるために日々食べ物と向かい合う、鬱々とした男の一人メシを描いた漫画です。グルメ漫画なのに人と食事をするのが好きではないし、そもそもたいして食に興味がないところがミソ。人と食事をするのが好きではない主人公、鬱野が一話に一食、何かを食べるという流れは他のグルメマンガと同じなのですが、登場する料理がほとんど美味しくなさそうなのがミソ。なおかつ、主人公が徹底的にネガティブで潔癖。食事そのものよりも、鬱野の考え方がメチャメチャ面白い。この漫画を読むとなぜか安心できます。人間、下を見ては安心する生き物だからかな…
この漫画の面白さは時折登場する名言(迷言?)にも。
バイトの休憩中、ウィダーインゼリーを飲みながら考える鬱野
その上時間はたっぷりある
10秒チャージ2時間休憩
寿司屋に入りながら考える鬱野
「ゲシュタルト」はいつも崩壊している
崩壊していないゲシュタルトは聞いたコトがない
そもそもゲシュタルト単体の意味を知らない
たい焼きを買いに行く途中で考え事をする鬱野
精神的成長とは鈍感になるコトだと思う
他人が
あるいは社会が
個人を
否定する
拒絶する
無視する
どこにでもある現実だ
限りなくネガティブでシュール。鬱野ワールド全開。
まとめ
これがコミュ障の極みか…と考えながら読むと面白い漫画なのですが、2話に1話くらいは共感できちゃうんですよね…僕もコミュ障の仲間入りかな。
グルメマンガブームの黒船的存在だと思う。とんでもない漫画だったわ…面白い。 世の中のコミュ障必見!グルメマンガブームの異端児【鬱ごはん】がとんでもない漫画だった!!! http://t.co/VhJ1EZDLTz pic.twitter.com/exqVsf9n4b
— にっけ (@nikke_1925) 2015, 3月 23