【ネタバレと感想】今更だけど『予告犯』を一気読み。これはサスペンス漫画の最高傑作ですね……
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いまさらなんですが、マンガ 『予告犯』をAmazon にてポチって一気読みしてしまいました。1日1冊ペースで読もうかなとか考えていたのですが、いやはや、ポチる手が止まらなかった。
『予告犯』
ジャンプ改(集英社)で連載されてたサスペンスマンガ。
インターネット動画投稿サイトで犯行予告動画を投稿する謎の男。果たして予告された事件は起きるのか…!? 高度に情報化された現代のテロリズムを描く、緊迫のサスペンススリラー開幕!!(Amazonより)
あらすじと見どころ(ネタバレあり注意)
ネット上の動画公開サイトで犯罪の「予告」をし、完璧な犯罪を行う予告犯、通称「シンブンシ」 。ネタバレになりますが、シンブンシは単独犯ではなく、社会から虐げられた過去を持つ者たちの集団。社会に対する怒りを、予告犯罪として昇華させていく「シンブンシ」一派。
その行動は一見反社会的な行為に思えますが、ネットの住民たちからは徐々に支持が集まります。
シーシェパード風の団体が登場したり、
ひろゆき氏らしき人が登場したり、
なにかとリアルな描写がこのマンガの見どころ。実際に存在しそうな(というか存在してる)ヤツらがターゲットになったりする。
そしてそれを見て面白がるネット民たち。この構図はまさに現代社会の風刺ですね。はてブの炎上なんかまさにそうだと僕は思ってます。
社会から必要とされなかった者たちの行く末は一体…!?
そして彼らの真の目的とは!?
サスペンスあり、人間ドラマあり、社会風刺ありの、素晴らしいマンガでした。
僕はラストでちょっと感動しました……3巻完結であっさり読みきれるので、ぜひ読んでみてください。Amazonサイトで無料で少し読むことができます。
知らなかったのですが、2015年には生田斗真主演で映画化されてるらしい。そのうち見てみようかな。