読んでも忘れてしまっては意味がない!SEが実践している効率10倍アップの読書術
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更新情報
2016/05/29 リンク切れ修正
2016/04/10 リンク修正・追記
2016/03/02 公開
はじめに
こんにちは、社会人になってから、本にはお金を惜しまず投資する生活を続けています、にっけです。みなさんは読んだ本の内容ってきちんと覚えていますか?
「本にはケチらない」を人生のモットーの一つにして生きていこう。
— にっけ (@nikke_1925) 2016年2月7日
僕は社会人になるまでは、読む量こそ多いものの、本は読んだら読みっぱなしで、あまり身についてるとは言えない状態でした。当時の僕と同じ状況にある人は、意外と多くいるんじゃないかな、と思い、今日の記事を書いてみようと思いました。
今日の記事は「読書はするけど、しっかり定着しているか不安……」という方にぜひ読んでもらいたい内容です。もちろん、「普段からバリバリ読書もするし、頭にもしっかり残ってるぜ!」という方や「普段は読書あんまりしないけど、そろそろ本を読む習慣つけたいなあ……」なんて方も、一読してみると新しい発見があったりするかもしれません。
※ 本記事は『レバレッジ・リーディング』を参考に、自分なりにアレンジを加え、改良したものです。
基本スタイルは乱読
僕の読書スタイルは乱読です。小説からビジネス書、専門書、マンガ……などなど。割合こそ違うものの、いろいろなジャンルのものを片っ端から読んでいます。ジャンルによって読み方を変えるということは殆どしませんし、以下で紹介するメソッドはどのジャンルの本にも使えます。
読書した内容を忘れてしまう。そんな声をよく聞きますが、僕は忘れるのは仕方ないことだと思います。というか、読んだ内容を常に記憶し、四六時中脳の片隅にあり、言われたらすぐ本の内容を暗唱できる、なんていう人はいません。これができる人はきっと特殊な能力をお持ちの方なので、本なんか読まず能力が活かせる職(研究者とか)に今すぐ就くべきです。
我々凡人で問題になるのは、本で読んだ内容を忘れることよりも、本で読んだ内容を自分の行動レベルに落とし込めないことなのです。
読書を行動レベルに落としこむ2つのステップ
僕は、読んだ内容を行動レベルにまで落とし込むために、以下の2つのステップを実行しています。
1.必ずマーキングしながら読書
2.読後フォローのシステム化
以下の2つのステップを抑えるだけで、しっかりと定着するまで本の内容を行動レベルに落としこむことが出来るようになります。
1.マーキングしながら読書
これは、今まで書いたブログでも何度も言及してきましたが、大切なことなので繰り返し伝えたい内容です。
僕は本は汚しながら読むタイプです。と言っても、ペンで文字を気づいたことを書き込みながら読むのではなく、気になったフレーズ、なんとなく印象に残った箇所に線を引いていくだけです。書き込むのは時間の無駄。とまでは言いませんが、せっかくの読書のテンポが、書き込みによって乱されてしまいますので、あまり書き込みは好きではありません。
ペンで線が引かれたページには付箋を貼っておきます。
通勤中などで、手元にペンや付箋がない場合には、ページの端にドッグイヤーをつけておくことが多いです。ドッグイヤーをつけた箇所は、後ほど線を引き、付箋を貼ります。
これは以下で説明する 2.読後フォローのシステム化 にもつながる部分なので、手は抜かない部分です。この読み方を3~4年は続けているので、我が家にある本は付箋だらけになっています。
2.読後フォローのシステム化
さて、本を読み終えたとしましょう。ここからが本番と言っても過言ではありません。読んだ内容を行動レベルに落としこむために、自分なりの以下のような読後フォローのシステムを作り、実践しています。
▷ アンダーラインを引いた部分をメモとしてPCに入力
読書中にマーキングした内容を、PCに片っ端から打ち込んでいきます。僕は入力するのにEvernote を使っています。
この手法は、上で少し紹介したレバレッジ・リーディングに載っている内容です。このメモのことをレバレッジ・メモ と呼んでいます。
少し余談ですが、Evernote にはノートリンクという便利な機能があります。僕は今までに作成したレバレッジ・メモをこのようにノートリンク機能を使ってまとめています。
レバレッジ・メモの作成は、気が向いたとき。僕の場合は、本を読み終えてすぐに入力するのではなく、2〜3冊読み終わった本が貯まったら、一気に入力します。その方が効率が良い気がしてます。
▷ PDF化して、コンビニで印刷する
レバレッジ・メモが貯まったら、Evernote をPDFで出力して、USBメモリに保存。それをコンビニに持って行き、印刷します。
ちなみにMacの場合は以下のようにしてPDF保存ができます。
Evernote > ファイル > ノートを印刷 > PDFとして保存
「データのままでも良いじゃないか!」という人がいるかもしれませんが、やっぱりなんだかんだで頭に残りやすいのは紙の方。あと、コンビニで印刷代10円というわずかな金額ですが、お金を払うことで、きちんと読み返そうという気持ちになります。
▷ スキマ時間に読みまくる
この印刷したレバレッジ・メモを常に持ち歩き、スキマ時間があったらすかさず読み返します。僕の場合は基本通勤中は読書をしているのですが、本を読み終わってしまったけれども、あと3駅分時間がある、、、なんていうときはこのレバレッジ・メモを取り出して読み返します。
紙の場合は書き込みもできるのがメリット。僕の場合は、読み返した日付を紙の余白部分にメモとして記入しています。
ちなみに1枚のレバレッジ・メモを読み返すのにかかる時間はせいぜい1〜2分。
レバレッジ・メモは、ちょうど良い文量で、エッセンスのみを効率よく吸収できる、最強のメモなのです。
▷ 定着したものはファイリング
何度も読み返して定着した(自分の行動レベルにまで落とし込めた)と思うレバレッジ・メモは、ファイリングして保管しています。
これがどんどん貯まっていくと、自分の成長の痕跡を見ているみたいでテンションが上がるんですよね。
ちなみにですが、気になったWEB記事とかもこのファイルで一括管理しています。
ときどきこのファイルを見返して「あれ?これ定着してないな……」と思うものがあれば、ファイルから取り出し、再び持ち歩きます。
さいごに
いかがだったでしょうか?僕の実践している読書法をすみからすみまで紹介してみました。少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
「ここもっと詳しく!」「ここはもっとこうした方が良いよ!」なんていうところがあれば、TwitterでリプライなりDMなりを頂ければ、回答しますのでお気軽にどうぞ。
▷ @nikke_1925
それでは!さいごまでお読み頂きありがとうございました!
2016/04/10 追記
レバレッジメモをブログでも公開することにしました。Evernote に保存してあるものを徐々にブログにも反映させていきたいと思います。
▷ レバレッジメモまとめ
おまけ(2016/03/02 追記)
最近、ベストな集中するための読書法について考えました。
【集中できる読書法 決定版】
0.トイレを済ませる
1.机の上を片付け、ペン・メモ帳・付箋を用意する
2.スマホ・PCをしまう
3.お湯をわかし、コーヒーを淹れる
4.30分間のタイマーをセットする
5.作業開始— にっけ (@nikke_1925) 2016年3月1日
読書をはじめたいという方にオススメの道具・記事
これがあると読書が捗るよ!っていう道具。
うちのデスクはこれ。
レバレッジ・メモの作成環境はこちらの記事をどうぞ。