2016年読書ログ きりん

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以前こちらでもちらっと紹介しましたが、普段読んだ小説はノートにログを取っています。ただ、読んだ日付と書名しか書いていないので、この記事ではジャンル問わず感想も含めてどんどん書き留めていこうと思います~

ままならないから私とあなた / 朝井リョウ (文學界 2016年1月号)★★★★☆

読書日・読書場所

2016/03/24(Thu) 自宅にて。

ひとこと

対照的な2人の女性の13年間が描かれた長編小説。これまでの朝井リョウらしい部分もあるけど、女性らしさというか、細やかな部分も感じられて良かった。文章表現がやっぱり上手で、自分にしっくりきた部分を結構メモした。

昭和元禄落語心中 / 雲田はるこ ★★★★★

読書日・読書場所

2016/03/20(Sun) 自宅にて(1)~(5)消化。

ひとこと

作年、雑誌「Pen」の特集「いま読みたい、日本のマンガ」で紹介されてるのを見てから気になってた漫画。いつの間にかアニメ化されてるし、BUMPの藤くんも面白いと言ってたとか。期待しつつやっと読んだけど、まず絵が綺麗だし、内容もメッチャ面白い。こういう専門的なことが取り上げられてる漫画好き。現在9巻まで出てるので、早く続きも読みたい。

あめつちだれかれそこかしこ / 青桐ナツ ★★★☆☆

読書日・読書場所

2016/03/14(Mon) 自宅にて(1)(2)消化。

ひとこと

flatを描いてた青桐さんの新刊。のほほんとしてて楽しいけど、終わりがなさそうな感じ。途中で飽きそうな予感、、なんとなく設定とか雰囲気が『夏目友人帳』っぽい。

魔法使いの嫁(5) / ヤマザキコレ ★★★★★

読書日・読書場所

2016/03/12(Sun) 自宅にて。

ひとこと

人間の少女が、ヒトでない魔法使いに買われて絆を深めてゆく話。だらだら続く感じじゃないし、5巻もいろいろ動きがあって面白かった。

4月は君の嘘 / 新川直司 ★★☆☆☆

読書日・読書場所

2016/03/10(Thu) 自宅にて一気読み。

ひとこと

アニメ化されてるし面白いのかなーと読んでみたものの、想像してたのと違って苦しくて悲しい感じの話だった(明るい学園恋愛ものとかかと、)ヒロインがどうなるのか予想がついてしまっていたし、巻数も多くて疲れた。わたしには合わなかったみたいで残念。

何様 / 朝井リョウ (yom yom vol.38 2015秋) ★★★★☆

読書日・読書場所

2016/02/29(Mon) 自宅にて。

ひとこと

『何者』のアナザーストーリー第二弾。こっちは題名からもわかるように、『何者』を踏まえた内容になってて面白かった。就活中には何者にもなれないと思った学生が、社会人になって自分のことを何様だよって思うようになるの、わかるなーと思った。

それでは二人組を作ってください / 朝井リョウ (yom yom vol.32 2014春) ★★★☆☆

読書日・読書場所

2016/02/28(Sun)自宅にて。

ひとこと

『何者』のアナザーストーリー第一弾。話が繋がってたり就活に関係してたりするのかと思ったらそうでもなく、正直なぜアナザーストーリーの位置づけなのかよくわからなかった。『世にも奇妙な君物語』にもルームシェアの話が書かれていたし、いま興味のある題材なのかな?と思った。

冷蔵庫を抱きしめて / 荻原 浩 ★★★★☆

読書日・読書場所

2016/02/22(Mon) 自宅と出先で。合わせて4時間程度。

ひとこと

短編集。DV男、摂食障害、マスクがないと人前に出られないといった問題が扱われてるけど、さくっと読めて面白かった。「ヒット・アンド・アウェイ」と「エンドロールは最後まで」が個人的に良かったかな。

アヤメくんののんびり肉食日誌(5) / 町 麻衣 ★★★★☆

読書日・読書場所

2016/02/20(Sat) 自宅にて。

ひとこと

すごく好きなマンガのひとつ。大学の生物研究室が舞台で、恋愛だけじゃなく、ワニとか恐竜とか骨とかについて詳しく描かれているのが面白い。5巻は主人公が進路に悩み始めて、今までより真面目な内容だったかなという印象。おすすめ。

ライアー×ライアー(8) / 金田一 蓮十郎 ★★★☆☆

読書日・読書場所

2016/02/19(Fri) 自宅にて。

ひとこと

忘れた頃に新刊が発売されるこの漫画。最近はだらだらと続いてる感があって惰性で購入してたけど、8巻は弟からの視点が初めて描かれたり進展があったりで面白かった。そろそろ終わりみたいだし、結局最後まで買うんだろうな。

11分間 / パウロ・コエーリョ ★★★★☆

読書日・読書場所

2016/02/13(Sat)~2016/02/14(Sun)
新幹線の中と、ライヴの待ち時間に。4時間程度。

ひとこと

めずらしく長編の海外文学。全体的に静かな印象のストーリーなんだけど、最後の部分には思わずぐっときた。ただ、すごく良いのに上手く言葉にならないし、自分の中でまだ消化しきれてないのが悔しい、!

世にも奇妙な君物語 / 朝井リョウ ★★★☆☆

読書日・読書場所

2016/02/05(Fri) 病院の待ち時間に。

ひとこと

短編が5つ。どれも意外な結末になってるのもあってさくっと読める。ただ、若い世代向けかなという印象。先に読みかけてた母が挫折していた。

図書室で暮らしたい / 辻村深月 ★★★★★

読書日・読書場所

2016/01/29(Fri) 自宅にて。

ひとこと

題名と表紙に惹かれて。すごく読みやすいし、文章が上手で面白い。そもそも本人が最高に面白い。実は小説は一冊も読んだことがないので、とりあえず「凍りのくじら」借りてきた。

甘々と稲妻(5) / 雨隠ギド ★★★★★

読書日・読書場所

2016/01/24(Sun) 図書館から借用。ダメになるソファにて。

ひとこと

奥さんを亡くした学校の先生が、5歳の一人娘と教え子の少女と一緒にごはんを作って食べるお話。ごはん漫画が好きなの自覚してるけど、コレは特に好き。5巻は奥さんのことに踏み込んだ内容だったから、続きが気になる、!最近なんてことない日常の幸せとか、人のあたたかさの描写に弱くて、じわっと涙してしまうことが多くて困る(歳のせいだと思うことにしてる
ちなみにアフタヌーン公式HPでは第一話が読めるよ。

アフターダーク / 村上春樹 ★★☆☆☆

読書日・読書場所

2016/01/16(Sat)~2016/01/21(Thu)
電車と、ダメになるソファと、ベッドの中。全部で3時間くらい。

ひとこと

中学生の時に、初めて読んだ村上作品。10年ぶりくらいに読み返しました。
秋の終わりのある夜、終電がなくなってから夜が明けるまでの出来事が描かれる。
村上春樹の作品の中ではすこし異色で、難解な印象。夜が明ける辺りの描写は好きだけど、なんとももやもやする小説…

仙台ぐらし / 伊坂幸太郎 ★★★☆☆

・読書場所

2016/01/10(Sun) 電車にて2時間
2016/01/13(Wed) 自宅にて30分弱

ひとこと

分類上はエッセイだけど、エッセイに見せかけたフィクションや短編小説も収録されてて、かなり自由な印象の一冊。前半はただただ面白い。伊坂さん面白い人すぎる。後半は東日本大震災のことが出てきて、すこしだけ気持ちが沈んだ。短編小説の終わり方がすごく好み。

印象に残った言葉

「Keep going, and keep doing what you’re doing……keep dancing.」
今やっていることをやり続けなさい。

悲しみのイレーヌ / ピエール・ルメートル ★★★☆☆

読書日・読書場所

2016/01/02(Sat) 自宅にて消化。

ひとこと

『その女アレックス』で話題になったピエール・ルメートルの処女作。『その女~』はこの作品の続きでもあるのに、日本での出版順が前後したせいで最初から結末わかってしまってたのだけは、ただただ残念。でもこの人の本はどれも緻密でほんと面白い(後味は悪かったけど

職業としての小説家 / 村上春樹 ★★★★☆

読書日・読書場所

2016/01/01(Fri) 図書館から借用。自宅にて。

ひとこと

エッセイに分類されているけど、文学理論でもあるなと思った一冊。「とんかち仕事」が好きっていうのすごくわかる。良さは細部にこそ表れる、多分。文章書く人にオススメ。カタカナ語が多用されてるのだけは読んでてちょっとしんどかった、、