かよの『100万円の使い道』

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100万円の使い道!

色々考えたんですが、今なら80万貯金&20万は数ヶ月少し贅沢をして切りくずすだと思います。

というのも、数年前に病気で会社を休むことになり、ニート生活をするのに100万円を使ったことがあります。その間楽しんだことを紹介します。

 

マンガ教室に通った。

 

月に2回、1〜2時間で4000円くらいだったかな。
40歳くらいの女の先生と生徒数人。個別でやりたいことをします。
「キャラクターを上手く描けるようになりたい。」を目標に無地のノートに人間をひたすら描いて行ったんですが、立ってるだけの絵でも違和感がある絵になるんですよね。先生は、男性キャラなら何頭身で、筋肉の付き方や骨格の作りなどを説明しながら修正してくれて、それだけで違和感がなくなる絵になりました。どの漫画も、よくみればちゃんと立体で描かれてるもんですね。
漫画好きとしては楽しかったんですが、絵ひとつ書くのにもとても時間がかかる=とても大変なこと!(当たり前)
漫画が好きだからって漫画家になりたいわけじゃないな…と実感しました。
実際やってみて納得するって大事。

 

本を読んだ。

 

漫画大好きな私ですが、一日中家にいると漫画はすぐ読んでしまうので、本を読みました。
その時、印象に残ってる本はこちら。

ちょっと今から仕事やめてくる

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ブラック企業で働く主人公が、心身ともに疲れ果てた時に一人の男と出会い助けられるが、その男の人は数年前に激務で自殺した人だった…?!っていう物語です。程良く謎があり、とてもスカッとして優しい話です。社畜界のファンタジー。

 

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

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自己啓発…になるのかな?タイトルに惹かれて買いました。新卒で今の会社に入り、働けない環境になるまでは熱が出ても仕事に行くような、その会社のルールが社会のルールだと刷り込まれて生きてきた私にはこんな考え方があるのか!と衝撃でした。
「やりがい」ってそんなに必要?「お金のために働く」って割り切ることは、そんなに悪いことでしょうか?

を切り口に、「脱社畜ブログ」の管理人、日野瑛太郎さんが書いた本です。考え方なので、賛否両論あると思うけど、きっと上司は教えてくれない考え方を知れるので、「働くこと」に悩んでる人は読んでみるのもアリです。

 

母という病

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親子関係を見つめてきた精神科医・岡田尊司さんが、母との関係について書いた真面目な本。
個人的な感想ですが、社会は「家族は仲良し」「家族は近くにいるもの」というのがいいことのように言いがちで、それができない人たちはどこか悪いことのように感じてしまいますよね。苦しいのに母親と無理してでも仲良くしようとして、それが無意識のうちに染み付いて、なぜ苦しいのかわからなくなってる人ってたくさんいるんじゃないかな、って思います。そういう人に、「母という病」があることを知ってもらって、向き合って、自分が過ごしやすい生き方を見つけられるようにしてくれる本です。
親子関係に悩んでる人も、家族は良好だけどなんとなく生きづらいっていう人も読んでみたら気づくものがあるかもしれません。うちの母は、天然でマイペースな可愛いおばちゃんですが、それでも私はとても救われるものがありました。例でジョン・レノンの家庭の話とかもあって、少しわかりやすくしてあります。

 

もちろん、上のことをするだけじゃ大してお金もかからないし引越しとかもあって全部使ったわけじゃないんですけど、私はその自由を感じるための『余裕』や『環境』や『時間』を得るのに必要だったんじゃないかな、と思います。

大金ですけど、100万円って本当に絶妙な金額ですよね。

今思えば、投資とかなんか増やせることを学べば良かったと思うんですけど、まあいい時間をもらえたので満足です。