芥川賞受賞2作品が全文掲載!『文藝春秋9月号』がアツイ!
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こんばんは、きりんです。
7月に芥川賞・直木賞が発表されましたが、みなさんは読まれましたか?
ちなみに結果はコチラ↓
【芥川賞】
・又吉直樹「火花」
・羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」
【直木賞】
・東山彰良「流」
受賞作品は雑誌に掲載
知っている方も多いと思いますが、芥川賞の受賞作品は『文藝春秋』に、直木賞の受賞作品は『オール読物』に掲載されます。どちらも掲載号は、上半期のものは9月号、下半期のものは3月号です。(ただし、直木賞は全文ではなく一部掲載のことがあるので注意)
つまり、今発売されている『文藝春秋9月号』には、芥川賞受賞作品「火花」と「スクラップ・アンド・ビルド」の2作品ともが掲載されています。単行本が欲しい!ってこだわりがなければ、値段も970円と安くて絶対お得!しかも、全文だけでなく選評とインタビューも載ってます(個人的にはこれがすごく魅力
ということで、「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだ!
「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、
ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!
祖父の描写が、(悪い意味で)よくいる年配の人そのままで、何度かにやっとしてしまいました。よく描けてるなあ、、と。高齢化社会を問題にしながらユーモアもあって、読みやすかったです。作品自体が短いので、読み終わるのにかかった時間は私で2時間弱くらい。
最後に
「火花」はまだ読んでないのでノーコメント。
来月10月号は9月10日発売なので、気になった人はそれまでに書店へゴー!