『とある科学の超電磁砲』各話感想まとめ【前半】
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『とある科学の超電磁砲』は、鎌池和馬原作『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品。そのアニメ第1期は2009年に放送されました。筆者はこれと『とらドラ!』を見て長井監督のファンになったので、思い入れの深い作品の一つです。(学生時代300本以上アニメを見た筆者が選ぶアニメベスト30)
超電磁砲クソ熱い
— あいたん (@aitanprpr) May 9, 2015
私も大好きな本作ですが、実は昨年購入したBlu-ray BOXが棚に放置したままになっていて、このままでは宝の持ち腐れになってしまう!と思い、再び見ることにしました。ツイッターでつらつらと各話の感想を述べていたら、こんな反応をいただいて嬉しかったので、前後半2回に分けてまとめておこうと思います。最初の数話は飛び飛びなところもありますがご勘弁を。
@aitanprpr FF外から失礼します。文字制限がある中感想が素晴らしかったのでつい。お騒がせして申し訳ありませんでしたm(__)m
— グラード (@Grade88916) 2015, 6月 16
1話 電撃使い(エレクトロマスター)
超電磁砲1話は今見ても良いけどやっぱりOPを最後に持ってきたTV版のほうが好みだった
— あいたん (@aitanprpr) May 9, 2015
3話 ねらわれた常盤台
超電磁砲3話。眉毛女のエピソードと思わせて、佐天さんの性格がよく表現されてるんだよな。ミーハーなところとか、コンプレックスを持ってる眉毛女に優しいところとか(佐天さんも能力者に対してコンプレックス持ってるからね)。これらは後に佐天さんがレベルアッパーに手を出す要因・根拠となる
— あいたん (@aitanprpr) May 11, 2015
5話 とある二人の新人研修
超電磁砲5話。黒子の強さと弱さを同時に見ることができる大好きな回。彼女が作中で弱さを見せるのはこの回くらいだと思う。ちょっとプライドが高くて不器用だったりするところ。でも実はそれが強さの部分だったりもする。強盗に対し劣勢のロリ黒子が、それでも「信念は曲げない」という決意を見せる回
— あいたん (@aitanprpr) May 14, 2015
6話 こういうことにはみんな積極的なんですよ
超電磁砲6話。空回りする美琴も「ぽい」し、初春も幼女の面倒見が良かったり、落ち込み気味な美琴を気遣って幼女にお礼を言うように促したり、優しさが良く出てて「ぽい」。超電磁砲を見てるとこういう「ぽい」と感じる描写が多くて、キャラクターが自立して生きているのではないかと錯覚するほどだ
— あいたん (@aitanprpr) May 17, 2015
6話の初春の母性的な優しさを見た時に何を思うかと言えば、「なるほどこの優しい初春だから繊細な佐天さんの友達なんだな」って、そういうことがきちんとわかるんですよ。この人はこういう時こういう行動を取るよなっていうのが想像できるし、その上でキャラ同士の関係性も成立しているというか
— あいたん (@aitanprpr) May 17, 2015
7話 能力とちから
超電磁砲7話。佐天さん、美琴にレベルアッパーのことを冗談ぽく話してるけどこれ結構つらいってサイン出してる。seventh mistの件で初春が頼るのは美琴で、佐天さんは避難するように言われて、さらに追い打ちや…佐天さんのメンタルが削られていくそんな回だった
— あいたん (@aitanprpr) May 18, 2015
美琴は「力を言い訳にする奴は嫌いだ」というスタンスでありながら、実際にはこの時点で佐天さんのつらさに気づくことができていないわけで、レベル5の人間にはレベル0の人間の気持ちを理解することはどうしたってできないというもどかしい回でもある
— あいたん (@aitanprpr) May 18, 2015
8話 幻想御手(レベルアッパー)
超電磁砲8話。初春の看病をして嬉しそうな佐天さん。レベルアッパーが実在するかもしれないとわかって嬉しそうな佐天さん。レベルアッパーの噂が流れるという掲示板を知らないふりする佐天さん。初春と二人きりになった瞬間に本音がポロポロ漏れる佐天さん。相変わらず描写が丁寧
— あいたん (@aitanprpr) May 18, 2015
初春の看病をして嬉しそうな佐天さんっていうのは、「やっぱり初春は私がいないとダメなんだフフフ」っていうのが顔に出ちゃってる佐天さん。自分の存在意義を感じて嬉しそうな佐天さん
— あいたん (@aitanprpr) May 18, 2015
そしてレベルアッパーを使用した疑いのある犯罪者たちが同時に意識不明に。これまでの話数で4人の性格や関係性を十分に把握したところで、ここら辺からSFスイッチが入って物語は急加速する。急激に面白くなってくる
— あいたん (@aitanprpr) May 18, 2015
9話 マジョリティ・リポート
超電磁砲9話。コンテ演出山内重保氏、不思議なカメラワークしよる。黒子のバトルシーン、カット割りのタイミングのせいか躍動感・緊迫感が素晴らしい。力の入れどころを絞っての良作画回だった。佐天さんつらい。
— あいたん (@aitanprpr) May 22, 2015
10話 サイレント・マジョリティ
超電磁砲10話。佐天さんを心配して電話してあげる初春優しい。過ちを犯し、友達を巻き込んでしまい自責の念にかられる佐天さん。佐天さんは繊細で責任感が強いからつい自分で背負い込んでしまう。そんな彼女を電話越しに励ます初春かわいい。初春の感情が決壊するところでワイの涙腺も決壊する
— あいたん (@aitanprpr) May 24, 2015
初春は普段佐天さんとも敬語で会話してる。電話中、最初は佐天さんを不安にさせないよう気丈に振舞ってるんだけど、段々声が震えてきて、最後には敬語も崩れて「そんな悲しい事…言わないで…」となる。この時初春が鼻垂れてぐちゃぐちゃな泣き顔になってるんだけど、ワイが知る限り多分最高の不細工顔
— あいたん (@aitanprpr) May 24, 2015
初春がぐっちゃぐちゃになったところで、佐天さんがハッとなって「能力ばかりに気を取られて、私、本当に大切なものを見失っていたんだ…」って感じの顔するのも最高に好き
— あいたん (@aitanprpr) May 24, 2015
別に台詞になってるわけじゃないんだけど、表情だけでそれくらいの情報量があるというか、感情が伝わってくるんよね
— あいたん (@aitanprpr) May 24, 2015
11話 木山せんせい
超電磁砲11話。「子供は嫌いだ」から始まる一連の台詞が繰り返し用いられており、短い回想で十分な効果を達成している脚本が良い。能力を発動した木山先生の目が赤くなるところや、胎児の誕生シーンなど、エキゾチック感・異生物感満載で不気味さが漂う。宇宙人に侵略されるSF映画っぽさがある
— あいたん (@aitanprpr) May 25, 2015
1期放送当時、私はまだ深夜アニメを網羅するような人種ではなく、リアルタイムでは本作を見ていない。唯一見たのが偶然TVをつけた時に流れたおそらく11話のラストで、気持ち悪い宇宙人みたいな奴と対峙していて、自分が今まで見たことも感じたこともない代物と遭遇しゾクっとしたのは覚えている
— あいたん (@aitanprpr) May 25, 2015
エヴァとかでもそうだけど、キモい生物が目をグリグリっと動かしたり、急に目を見開いたりするカットを入れると、それだけで雰囲気出る
— あいたん (@aitanprpr) May 25, 2015
12話 AIMバースト
超電磁砲12話。初春の優しさは木山先生をも救う。美琴がエイリアン相手に「怪獣映画かっつーの!」って突っ込み入れるところ、「まさに」って感じで笑ってしまった。美琴はレベル0の人間に寄り添えなかったことを反省し、圧倒的な強さを見せる。卑屈な私でもその強さや正しさに憧れてしまうそんな回
— あいたん (@aitanprpr) May 25, 2015
御坂美琴って正しいし強いし、間違いなく憧れの対象になり得るキャラなんだけど、正しすぎて強すぎて、自分が大人になるにつれて直視できなくなっていって、ついには嫌いになってしまう、そんなキャラ。でもやっぱり12話見るとかっこよく見えてしまう
— あいたん (@aitanprpr) May 25, 2015
以上で前半は終了です!やはり1クール目は序盤の繊細なキャラ描写が素晴らしい。だからこそ終盤の熱い展開に感情移入できて盛り上がる。後半はまた来週あたりに……!!
とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX
とある科学の超電磁砲 (10) (電撃コミックス)