好きなようにしてください | レバレッジメモ

好きなようにしてください / 楠木建

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レバレッジメモとは?
レバレッジシリーズの著者、本田直之氏が勧めるレバレッジリーディングの要となるメモ法。本を読んだままで終わらせるのではなく、重要な部分に線を引き、線を引いた部分をメモに書きため何度も読み返す。当サイトでは、このレバレッジメモをブログ形式で公開しています。
にっけのレバレッジメモまとめ
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▷ 読んでも忘れてしまっては意味がない!SEが実践している効率10倍アップの読書術(レバレッジメモのさらに詳しい説明です)

仕事の迷いに『ストーリーとしての競争戦略』の著者が答えを示す!
「大企業とスタートアップで迷っています」
「30代でいまだに仕事の適性がわかりません」
「キャリア計画がない私はダメ人間ですか?」――
20代~40代から寄せられた仕事の迷いや悩みに対して、時に厳しく、ユーモアに溢れた視点で楠木建氏がアドバイスをおくる。

・人生はトレードオフ。その本質は「何をやらないか」を決めること。
・環境の選択は無意味。「最適な環境」は存在しない。
・趣味と仕事は違う。自分以外の誰かのためにやるのが仕事。……など

仕事に対する“構え”について考えさせられる骨太の1冊!

レバレッジメモ

若さの本質は、「これから先が長くある」「柔軟性がある」ではありません。「まだ何もない」ということなのです。
経営者になりたいという欲望が先行し、それを満たしたいと考えている。それはただの欲です。夢や目標ではありません。
一番いけないのは「◯◯せざるをえない」と勝手に思い込むことです。僕はそういう人がいたら「誰に頼まれたんですか?」と突っ込みを入れるようにしています。
すぐに役立つものほどすぐに役に立たなくなるのです。これは仕事と生活の鉄則です。
Aという環境に身を置くと自分はXになるが、Bという環境ではYになると考える。この種の考え方を環境決定論といいます。
視野を広げるには基本的に二つの方法があります。一つは時間軸での視野の拡張。「いい時もあれば、、悪い時もある」というように、時間軸を長く持つ。自分のキャリアに向き合う時にとても大切な構えです。もう一つの視野拡張の基本戦略が空間軸での拡張です。
「自分を変える方法は三つしかない。時間の使い方を変える。付き合う相手を変える。住む場所を変える。一番意味がないのが『変わるぞ!』という決意だ」
「人を見る目」というほどのものではありませんが、このことを意識していると、多少なりとも役に立つと思います。どうしても余儀なくされる場合を除き、僕は「こいつはダメだな」という人とは絶対に仕事で絡まないようにしています。
自分の「適性」を先に自分で決めてしまうことです。それ以外の方法はありえません。自分の直感的な好みに基づいた「思い込み」で十分。
エクセルの罫線の太さに凝ってみたり、パワーポイントのデザインをあれこれ変えてみたり、どうでもいい仕事の段取りをああだこうだと考える人がいます。この種の作業はその人の趣味でやっているだけです。仕事ではありません。評価の対象になりえません。
幸せな人は自分の幸福の因果関係を正確に見抜き、因果関係に忠実に資源を配分し、適切に実行できている人ということになります。
世の中で本当に承認されたりされなかったりする対象は、「状態」ではなく、「行動」です。行動の結果として達成される成果こそが承認されるのです。
だとしたらなぜ「事実」に関心があり、「虚構」に興味がないのか。その奥にある「なぜ」を自問自答することによって、さらに抽象化を深めることができます。この繰り返しの中でだんだんとその向こうにこうやって抽象化して考えていくと、自分の好き嫌いのツボ、すなわちあなたに固有の価値観が見えてきます。
自分で自分の戦略を面白がっているかどうか、そこにストーリーがあるか、ストーリーに論理的確信を持っているかどうか、その人の目をじっくり見ていると、一目瞭然です。

なかなか分厚いけどサクッと読めますね。社会人1年目にオススメ。