【きんロバ】インストバンド食わず嫌いの方々に聴いてもらいたい!インストバンド三選! ~ KAGERO LAGITAGIDA にせんねんもんだい ~ 【第七耳】

一週ぶりです、みさきんぐ(Twitter)です。

今週は、「インストバンド食わず嫌いの方々に聴いてもらいたい!インストバンド三選」という銘を打ちました。まず、インストバンドとは?Instrumental band(インストゥルメンタル バンド)の略、ボーカル不在、楽器のみの演奏をするバンドです。

私はその昔、インストバンドの魅力が分からなかった。バンド聴きに来てるのに歌う人いないって何!?とライブハウスで驚いた記憶があります。小娘だったんですね、今もまだまだですが。その当時いかに触れている音楽が少なかったかが分かる、ちょっとした余談。今思い返すと、歌モノしか聴いてなかったかもしれない。

それから数年後、2015年も4月に入ろうとしています。今じゃライブに足を運ぶくらい好きになったインストバンドがいます。小娘が中娘になったらしい。

そんな中、周りの言葉に耳を傾けていると「インストバンド苦手なんだよね……」という呟きが聞こえてきたりします。わざわざインストバンドを聴くという選択をしない人、触れる音楽の範囲を広げようと聴いてみたはいいがしっくりこず苦手になってしまった人。食わず嫌いと味見後嫌いとでも言おうか。説明は出来ないが、気持ちがとても分かるのです。特に後者、味見をした人々の。

知識のない中娘が言うことなので大目に見てほしいのですが、地下でインストバンドを観てもつまらないことが多かったんですよ。どうしても音にときめきを感じられなかった。それは何故か?

歌モノバンドで十分堪能できるような音、旋律ばかり飛んでくるから、ではないだろうか。ギターの旋律が枠を越えて出てきてくれない。重なった音と音と音が大人しく整列している。つまらん!!!!!!!!!!!!!!!!!

これが私の見解です。好みでわかれてくると思うからこれが正解ってわけではありません。しかし、この投稿をきっかけにしてインストバンドに歩み寄る方が一人でも生まれればいいな、という思いで続けますね。長くなりました。本題に入ります。柵を飛び越えやってくる。以下の三バンド、名づけて殺戮系インストバンド!(言葉の選択に問題があるかもしれない。すみません)

出会って五秒で殺される

聴き始めて五秒。いや、五秒も必要ないかもしれない。一音目で確実にヤられます。

KAGEROというバンド。
Bass Sax Piano Drumsという編成。このバンドを初めて知った時、Saxがいるしこれは絶対にジャズだ、がっつりジャズなやつだと思いました。でもそれは大きな間違いだったのです。

MVを再生して五秒で間違いに気づき五秒で惚れてしまったという瞬殺さ。想像の遥か上を行く攻撃的な音と波と圧。こんなにパンクなジャズが存在していたなんて。四つの音が同時に喉元を掻っ切りに来る。どのパートが目立つだとか主役だとかそんな概念彼らには存在しないと思う。轟音轟音。その中に見え隠れする色っぽさ。

一曲目「ill」、頭でSax PianoにBassとDrumsが重なることにより抑えられなくなる高揚感
二曲目「THE FOREST」、頭でPiano→Bass Drums→Saxと重なっていく。深い森に迷い込み募る恐怖と不安、Saxが入ることにより物語が始まる。

導入の時点で私たちが殺られるは間違いないことだ。あーたまらん!

ほろ酔いのなか殺される

Guitarに酔います。そして酔っている最中ヤられます。

LAGITAGIDAというバンド。

きた。こういうのを待っていた。

畳み掛けるように鳴らされるGuitarがすごい。左へ右へ、上下縦横あっちこっちに暴れるサウンド。そんな激しさに対しどこか細やかさが感じられる、洗練されている印象。そして度肝を抜かれる展開。Guitarの派手さが群を抜いているのにここまで美しいのは、やはりKeyboardの存在が大きいのかもしれない。激しさとともに安定感があるのは、Drumsがツインペダルでドコドコやっているからかもしれない。ツーバスツインペダルは正義。

こんな音楽があるっていうのに、何故再生回数が伸びないんだろう。日本人よ気付いておくれ。

じわじわ殺される

じりじりといたぶられます。

にせんねんもんだいというバンド。

爆発しそうな感情を、そのまま生殺しでずっとひっぱられる。にせんねんもんだいを知ってから、ずっと不思議でならない。こんなにも不安になるような音が続いているのに、潜在的な何かに触れられて心が騒ぐこの感じ。バンドに惚れ、そしてDrumsの姫野さんに惚れた。

ジャンルではノイズだのポストロックだの言えるだろうけど、もう何がなんだかよくわかりません(いい意味で)!

まとめ

以上、インストバンド食わず嫌いにおすすめしたいインストバンド三選でした。

それぞれ攻撃性を持ち合わせたバンドです。音、圧、波など、殺り方(終始言葉遣いが悪い)に違いはあったけれど、共通しているものが何かある、気がする。感情を音としてぶつけられるからこそ、こっちもむき出しになるのかもしれない。

そして、これだけは言わせてください。よく目にするインストバンドの曲をちょろっと聴いて、ライブハウスで巡り合ったインストバンドを聴いて、それで苦手意識を持ってしまうのは、あまりにももったいない。

私の好みが剥き出しになった三選だったし、まだまだ好きなインストバンドが沢山いるので、気が向いた時に第二弾第三弾…とやっていくかもしれません。宜しくお願いします。