【きんロバ】 BYEE the ROUND企画「愚かな民ツアー」~もう一回ヤらせてくれませんか?~へ行ってきた 【第五耳】

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二月二十八日、前々からチケットを入手していて待ち望んでいたライブに行ってきました。場所は新代田FEVER。個人的に大好きなライブハウスなので更に気分が良い。

そんなこと言って、このチケットを申し込んだ時は一メートル先すら見えない真っ暗闇に迷い込んでいたので妙な気分だった。たった三か月でこんなにも変わるものがあるんだなあと。まず、原因となった爆撃はコレ。

邦ロック好き、バンドマン達を騒然とさせた解散宣言。こういう時はシロアリのように「好きだったのに」「かっこよかったのに」族が現れるのが通例。それを皆が形に現せば、消えゆくバンドも少なくなるんじゃないか。

なーんて、本気で言ってるわけじゃない。容易く言葉を発信できる今、仮面被った人たちが同じことを言う。程度の差や重みの差こそあれ、そんなものは見えない。

こうして一つの悲しみウェーブが起き、わたくしも巻き込まれました。

で、短気な私は従順なファンでいられなかった。

なのに、怒るしかできなかったこの当日、

うす。

このような展開で二月二十八日。ここが終着点かと思っていたら、その先にも線路が続いていました。前方にはすぐトンネルがあって、見えないものばかり。けれど、表せないくらい彼らの音楽に惚れてるからついていくだけ。脱線も楽しいもんだね。話を戻します。

BYEE the ROUNDの10周年企画ツアー。それも、既に一度やっているから“おかわり”。そしてもう2015年になってしまったので10周年でなく11になってしまっている。そしてタイトル、「もう一回ヤらせてくれませんか?」……うす。

ここからようやくライブレポート(を名乗ったバンド紹介)に入ります。

笑顔あるから

一番手、アルカラ。前の方はBYEE the ROUND(以下、バイザ)ファンばかりだったけれど流石の神様仏様アルカラ様。フロアが一気にヒートアップしました。合っている自信はないですが一応セットリストを。

1.開脚宣言
2.キャッチ―を科学する
3.半径30cmの中を知らない
4.嘘つきライアー
5.カラ騒ぎの彼女
6.愚痴ばっかりのローレロレロ
7.夢見る少女でいたい
8.デカダントタウン
9.ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト

アルカラの音楽はとっても楽しい。半径は安定。あれ、安定っていう表現は良くないかもしれない。アルカラを聴きまくってるというほどではないので、有名な曲でテンションが最高になるっていうあるあるです。また、ローレロレロ後のMCで、この後のセトリは決めていないと稲村さん。なのにあんなにも楽しくなれる音と歌をキッチリ降らせるのはさすがだなー。とにかく楽しかった。

久しぶりのアルカラだっだけれど、稲村さんのエンターテイナー加減はちっとも衰えておらず。何箇所かあったMCは面白すぎて終始笑いっぱなし。例えば、ルナシーのようなロックスターは必ずするからと、メンバー紹介。
稲村さん「ギター、佐村河内守!!!ドラム、髪を切った佐村河内守!!!ベース、ゴーストライター新垣隆!!!そして最後ヴォーカル、THE イナムラ戦隊!!!!!」
そんな戦隊がいたら、さぞうるさい集団だろう。メンバー全員笑いを取りに行ってそう。それとBGMはクラシックな。

そして、イナムラ戦隊からバイザへ手紙の朗読もありました。
「SOはドラム叩いている時に上半身が動かないから気持ち悪い。サトシアンテはうちのギターに似てるから気持ち悪い。オオイは、名古屋でのバイザのライブを見に行った時、ベースの音が出なくなっちゃって楽屋に戻り、タバコ吸って戻ってきたのがダサくて気持ち悪い。」気持ち悪いのオンパレード。笑いが止まらなかった。しかし、
「晃太は、つらいことがあって解散したい、とかなったとしたら……俺に相談しろよ」という一言にはうるっときた。もしかしたら、一つひとつ、言葉に愛をこめているのかもしれない。

バイザのマネージャー、ダダさんがこの日でバイザのマネージャーを辞めてしまうということで、彼女の要望を聴いてラストに「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」をやったのもイナムラ戦隊の人柄が見えた気がした。

音楽だけでなく言葉でもフロアを賑わせ、愛もしっかり表現する。本物のエンターテイナーだ。
愛、あるからーーーーーーー!!!!

汗涙稲妻

二番手にはTHE イナズマ戦隊(以下、イナ戦)。セトリは割愛させていただきます。何故かって?ぼろぼろ泣きすぎて色んなところの記憶が飛んでいるからです。この日やった(記憶のある)曲でオススメのものを。

ね、アツいでしょう?(こういう分類わけとか、~に似てるって言うの大っ嫌いなんだけど)わかりやすくするため言ってみると、エレファントカシマシやウルフルズらへん。今を生きる私たちが「忘れた」「無くした」と言って、実は奥底に隠し持っているものを音楽にする人たち。諦めたものを今すぐ取り戻したくなるような。

ベースラインがとにかく良かった。それと、コーラスも良き。「応援歌」の「「「そーーーれぃっ」」」とかね。

また、「俺、18年バンドやってきてるんだけど、ライブ中にそんな仏頂面されたの初めて。悲しい」と上中さんがあるお客さんをイジる場面も。その後も幾度とイジったり、歌っている時マメにその方へ投げキッスを贈ったりしていました。アルカラは神戸から、イナ戦にも大阪出身が三人。関東人は勝てねえ。面白い。

そして、バイザの印象も話していました。
「俺らとバイザが前に対バンした時、元々めっちゃロックなバンドだと聞いていたんだけど、実際ライブ見てすごいなロックだなってなって。ライブ後、バイザが楽屋で急に反省会?ミーティングやり始めてさ。空気があれだった。でも俺は、アツいなーって思ったよ。初心を忘れていないアツいもんを持ってる」
横からは「バラさないでーーー!」の声。多分バイザの松山晃太氏。

いやいや、こんな曲を書くあなたもアツくてかっこいい。余談の中の余談ですが、上中さんの汗の量が尋常じゃなかった。シャツに涎掛けのような汗染みができてましたよー!
えーと、とにかく曲を聴いてみてください。稲妻に打たれ、また何かを追いかけたくなるはず。

バイザウェイ

そしてこの日のトリにして企画者、バイザ。

1. ニンゲンジオラマ
2. イメージ
3. コンティニュー?
4. ラブソング
5. UFO
6. 一言だけ
7. 最後の太陽
8. ゴールド
9. シルエット
10. ロックスター

三曲目が「コンティニュー?」だと分かった時点で既に私は最高潮に達していたんだけれど、頭の中は「え、頭でこんなに出し切っちゃっていいの!?」って。「イメージ」と「コンティニュー?」は彼らを代表する曲だから(個人的意見)(他にもいい曲は沢山あるけど)(といっても、いい曲しかないけど)


バイザはロックの中のロック。個が強く、一人ひとりがクソ上手い(お下品)。今回、「ゴールド」でベースのオオイさんが前に出てきてテンションあがりました。このベースかっこいいったらありゃしない。先日にっけ氏も「ゴールド」について言及していましたね。聴いてみてください。

先述の様にどんなにかっこ悪いことをしても、ロックスターは健在でした。流れ来る音に吹っ飛ばされそうになる感じ。書きたいことがあまりにも有りすぎて、ここではまとめきれない気がする。なのでバイザについてはまた書こうと思ってます。続けて次週、と思っているけど、なんせふらふらしてるもんで気が向かなかったら違うテーマで。

ライブレポート、になっているだろうか……?
ここまで書いてやっと、あまり、というか全く、音楽?曲?について書いていないということに気付いた。すみません。

早くも、今年のベストバウトが出てしまったんじゃないかと思っています。うーむ。どのバンドも各々の力を認め合っていて、尚且つ出演者が口々に楽しい、楽しいって言っていた素敵なライブでした。生でしか感じることの出来ない何かがある。