ルビー・スパークス 【わたしが最も影響を受けた映画】

すべてが自分の意のままになるとするなら、それは幸せと言えるだろうか?

2012年公開/アメリカ 『ルビー・スパークス』

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19歳の時に書いた小説が大ヒットし、天才小説家としてデビューしたカルヴィン(ポール・ダノ)。しかし、極度のスランプに陥り10年が過ぎていた。そんな中、夢で見た女性”ルビー・スパークス”をヒロインにした小説を書き始めた彼の前に現れたのは、現実のルビー(ゾーイ・カザン)だった!

全体的に明るく、ファンタジー要素の強い作品。映像もカラフルでとても綺麗。
空想の人物と現実で恋に落ち、しかもその彼女はタイプライターに書くことで自分の意のままにできる。夢のような話ではあるが、実際にはルビーにも自我があり、書かなければカルヴィンの思い通りにはならない。楽しいだけでなく、この辺りのもどかしさや狂気が上手に描写されている。自由奔放なルビーがとにかくキュートで、観ていて元気になる作品。

恥ずかしながら「最も影響を受けた映画」とは言い切れないけれど、わたしにとって「大事なことを思い出させてくれる映画」ではあると思う。

「She’s out of his mind.」