数学に感動する頭をつくる | レバレッジメモ

数学に感動する頭をつくる / 栗田哲也

数学に感動する頭をつくる / 栗田哲也

数学に感動する頭をつくる / 栗田哲也

 

レバレッジメモとは?
レバレッジシリーズの著者、本田直之氏が勧めるレバレッジリーディングの要となるメモ法。本を読んだままで終わらせるのではなく、重要な部分に線を引き、線を引いた部分をメモに書きため何度も読み返す。当サイトでは、このレバレッジメモをブログ形式で公開しています。
にっけのレバレッジメモまとめ
▷ レバレッジリーディング (書籍のAmazon リンクです)
▷ 読んでも忘れてしまっては意味がない!SEが実践している効率10倍アップの読書術(レバレッジメモのさらに詳しい説明です)

算数や数学ができる子たちに共通する特徴とは?国際数学オリンピックのメダリストを多数育てた英才教室講師が明かす「数学センス」の磨き方。

レバレッジ・メモ

高校受験に必要な問題のパターンは大体600ぐらいだなどという塾の先生がいますが、おそらくできる子にとってはこの600パターンは100個くらいの考え方に整理され、逆にできない子にとっては、この600パターンもさらに細分化されて、2000パターンや3000パターンに見えているのではないでしょうか。
次の一手を指すのに、初心者は指す手が100も200も見えて、何をやったらよいかわからない。逆に少しうまくなると指す手が1つしか見えなくなって自分の思いついた手に固執しようとする。名人は経験の中から直感で、ありうる2つか3つぐらいの選択肢を思い浮かべる。そしてその2つか3つを比較検討して最善の手を捜そうとする。
大学受験問題に対して自分には発想力がないと嘆いている人の大半は経験不足で、1つのやり方に固執している人です。
たくさんの情報を集めて、それで数学ができるようになるというものではありません。むしろ、数少ない素材をうまく組み合わせる方法を知っている人が数学のできる人なのです。
自分には発想力がないと嘆いている人の話を聞いてみると、たいていは指す手が一つしか見えずに、最初に思いついたやり方に固執している状態です。
問題見たときに、自分がその問題を見たときに連想する問題解決のための道具を意識的にリストアップする習慣をつけておくことが望まれます。こうしていくつものやり方を意識化できる人のことを世の中では発想力のある人と呼んでいるのです。
私の知っている限り、人間には一種の潔癖主義があり、自分の世界に異質物が混入してくると何がなんでもそれをきれいにしないと気がすまないようである。このような人は絶えず自分の世界を磨いていて、未知の認識が飛び込んでくると、それを自分の世界に位置づけるまでは気持ち悪くて落ち着くことができない。だが、絶えず自分の世界を磨く努力をしていないと、だんだんと世界は汚れてくる。異質物が混入してきても気持ち悪くなくなる。世界の像はぼやけたものになり、もはや新しい認識は生まれない。
この世界の中には次々といろいろな異質物が入ってくる。そのときにその異質物を自分の世界に位置づけ、そうしてだんだんと広がっていく新しい世界を新たな異質物に備えて、ぴかぴかに磨いておかないと、新しい認識は生まれない。