世の中のコミュ障必見!グルメマンガブームの異端児【鬱ごはん】がとんでもない漫画だった!!!

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■ 2016/08/21 2巻のブログ情報を追記

グルメマンガブームの異端児【鬱ごはん】がとにかくすごい!!!

鬱ごはん / 施川ユウキ

鬱ごはん / 施川ユウキ

登場人物は就職浪人生の”鬱野(うつの)”ただひとり。就職浪人生っていう設定がもう既に生々しい。ただ生きるために日々食べ物と向かい合う、鬱々とした男の一人メシを描いた漫画です。グルメ漫画なのに人と食事をするのが好きではないし、そもそもたいして食に興味がないところがミソ。人と食事をするのが好きではない主人公、鬱野が一話に一食、何かを食べるという流れは他のグルメマンガと同じなのですが、登場する料理がほとんど美味しくなさそうなのがミソ。なおかつ、主人公が徹底的にネガティブで潔癖。食事そのものよりも、鬱野の考え方がメチャメチャ面白い。この漫画を読むとなぜか安心できます。人間、下を見ては安心する生き物だからかな…

この漫画の面白さは時折登場する名言(迷言?)にも。

バイトの休憩中、ウィダーインゼリーを飲みながら考える鬱野

その上時間はたっぷりある
10秒チャージ2時間休憩

寿司屋に入りながら考える鬱野

「ゲシュタルト」はいつも崩壊している
崩壊していないゲシュタルトは聞いたコトがない
そもそもゲシュタルト単体の意味を知らない

たい焼きを買いに行く途中で考え事をする鬱野

精神的成長とは鈍感になるコトだと思う
他人が
あるいは社会が
個人を
否定する
拒絶する
無視する
どこにでもある現実だ

限りなくネガティブでシュール。鬱野ワールド全開。

まとめ

これがコミュ障の極みか…と考えながら読むと面白い漫画なのですが、2話に1話くらいは共感できちゃうんですよね…僕もコミュ障の仲間入りかな。