新世代のロボットアニメ5選【その2】激しいCGメカアクションが魅力!『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』

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新世代のロボットアニメ5選【その1】世の中に存在する良く作られた物語の多くは人間賛歌である。『ゼーガペイン』


どうもあいたんです。前回から、「新世代のロボットアニメ5選」と題し、2000年以降に放送されたロボットアニメに絞って、作品を紹介しています。

本日紹介するのは『銀河機攻隊マジェスティックプリンス(通称、MJP)』です。
 

作品概要

『MJP』は2013年春から2クール放送されていた動画工房・オレンジ制作によるロボットアニメ。実はこのクールには他にロボットアニメが2つ放送されていました。前評判では、水樹奈々×TMRが主題歌を務める『革命機ヴァルヴレイヴ』や虚淵氏が脚本を務める『彗星のガルガンティア』と比べ出遅れていた感じですけど、蓋を開けてみたらこれが一番面白かったというのが筆者の率直な感想ですね。
 

CGによるメカアクション

本作のCG部分(メカ部分)を担当していたのは制作会社オレンジ。『コードギアス亡国のアキト』に登場する主人公機アレクサンダの変形、蜘蛛のような形状をした機体の気持ち悪い動きを見事に表現していたので個人的に好きなCG制作会社です。オレンジはスピード感を優先したグリグリ動かす戦闘が印象的ですが、作画で言うタメの動きがきちんと表現されていて、しっかりと機体の重みを感じることができます。
その実力は『MJP』でも遺憾なく発揮され、TVシリーズとは思えないようなクオリティの戦闘が毎週繰り広げられていました。圧巻は18話、ラベンダー畑での地上戦。斜め下からのアングル中心で迫力のある映像、敵機を串刺しにするシーンなど「敵を殺しにかかっている」ということが明確にわかる生々しい戦闘描写、たまりません。
 

真心ある脚本

激しいメカアクションも一つの見どころではありますが、吉田氏による繊細な脚本も本作の特徴ですね。私はデジモンシリーズで小さい頃から吉田氏の脚本にお世話になっていますが、ベタではあるけど真心を感じるような、温かい話を書かせたら右に出る者はいないのではないでしょうか。キャラクターの描写が丁寧で、ザンネン5が成長していく姿を肌で感じることができます。
 
そんなマジェスティックプリンス、実は1期がなかなか中途半端なところで終わっていまして、筆者が2期を待望するアニメNo.1でございます。悲しいかな中途半端なままではBDを買える程お金の余裕はないので、せめてものお布施と思って3000円弱する公式ガイドブックを購入しました。なのでスタッフさん続編をお願いします!笑
 

このアニメを気に入った人に見てほしいその他の作品

『コードギアス亡国のアキト』『蒼穹のファフナー EXODUS』:メカCGが本作と同じオレンジ制作です。
『シドニアの騎士』:ポリゴン・ピクチュアズのフルCGSFアニメ。こちらはスピード感よりも機体の重みを重視した表現になっている。
『楽園追放』:グラフィニカのフルCGSFアニメ。『シドニアの騎士』にも言えるが、メカだけでなくキャラの描写も豊かになってきている。

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