邦楽マニアの僕が選ぶ、2015年ベスト・アルバム

2015年も終わりに近づいてきましたね。今年もたくさんのアルバムがリリースされました。僕自身の大きな変化として、学生→社会人になったこと、毎朝の通勤という今までになかった時間ができて、今までとは音楽を聴くタイミングが変わったようにも思います。聴くタイミングこそ変わったものの、今年もたくさんのアルバムを聴きまくりました。そんな邦楽マニアの僕が選ぶ、今年のアルバムベスト10。昨年にひきつづき今年もやろうと思います。

邦楽マニアの僕が選ぶ、2014年ベスト・アルバム

みなさんの知っているアルバムはあるでしょうか?みなさんの好きなアルバムはあるでしょうか?

それでは行ってみましょう!

10位:Bye Bye Hello / the telephones

今年で活動休止が発表されたthe telephones。歌って踊って騒げるシーンを作ったのは彼ら、そして歌って踊って騒ぐだけじゃないシーンを提案しているのがこのアルバムだと思います。常に時代の最先端を行くthe telephonesの事実上のラスト・アルバムになったのがこちら。彼のラストライブ、もといラストパーティーは埼玉スーパーアリーナで行われ、あの大きな会場を埋め尽くす盛り上がりとなりました。
活動、お疲れ様でした!復活を待ち望んでおります。

9位:TIME / KANA-BOON

3月に武道館公演を果たし、今年も絶好調だったKANA-BOONの2ndアルバムは、なんと今年発売だったんですね。なんだかずっとずっと昔のことのように思えます。4つ打ちブームの火付け役、歌ってノれる音楽の代名詞としてブームを牽引中。4つ打ちと一括りにされがちですが、このアルバムの起伏の激しさ、幅広さは、Vo.谷口鮪の才能をばっちり表していると思います。雑誌のインタビューで、「僕だけが成長してしまった」と谷口鮪が言っていました。これから、他のメンバーもぐぐっとスキルアップしてさらに強力なKANA-BOONとなることでしょう。来年頭には次のアルバムも出るそうですね。期待大です。

8位:ジパング / 水曜日のカンパネラ

ヴォーカル・コムアイの濃いキャラクターとパフォーマンス力で各種メディアに引っ張りだこの水曜日のカンパネラ。ヤフオクのCMで彼女をご存知の方は多いのではないでしょうか。テクノだったりR&Bだったり、とにかくさまざまな曲がギュギュっと詰め込まれた一枚。「今しか出来ないことをやった」とコムアイが言っていたように、このアルバムの振り幅はとにかく大きい。しかし、ブレない彼女のキャラクター性。スゴイぞ水曜日のカンパネラ!

7位:FULLCOLOR / Lucky Kilimanjaro

サカナクションを彷彿とさせる電子音、思わず口ずさみたくなるポップ感。どこか懐かしさを感じさせるメロディーラインは夏の夜にピッタリ。僕は夏のあいだずっとこのアルバムを聴いていました。最近のインディーズはインディーズ感を全然感じさせないですよね。

6位:YASHINOKI HOUSE / never young beach

naver young beach、通称ネバヤンはデビューした瞬間の大ブレイク。ミーハーな僕はTwitterで周りが騒いでいるのを見て、聴いて、「なんだこの安定感は!」と驚いたのを覚えています。この安定感はデビューして10年近くバンドやらないと出ないでしょ…70年代のJ-POPを現代風にアレンジしたサウンド・耳障りの良いメロディーライン、そしてとにかく頭に残るフレーズ。そりゃ売れるわけだ。

5位:日本 / 八十八ヶ所巡礼

毎年8月にアルバムをリリースする八十八ヶ所巡礼が今年も例に漏れずアルバムをリリース。今作は「日本」という意味深なタイトルと、風刺の効いた禍々しいジャケット。入社してまもなく心が荒んだ僕はこのアルバムを狂ったようにリピートしていました。ラスト1曲「脳がとろける888」はなんと9分を越える超大作。禍々しさの中に救いを見せた本アルバム。サイッッッッコーだ八十八ヶ所巡礼。ちなみに僕はこのバンドのヴォーカル・マーガレット廣井に似ていると言われます。

4位:SHISHAMO 2 / SHISHAMO

1stアルバムが素晴らしいと2ndアルバムのハードルが上がってしまって、聴く側も身構えてしまったりするものだけれども、このアルバムは良い意味で安定感があって聴く側も安心して聴ける1枚。ガールズバンドとしての色だけじゃなく、ロック色が一気に強くなった今作。今年はメンバーチェンジがあったり、来年には武道館公演があったり、どんどん変化を遂げていくのにブレないSHISHAMOの今後の進化にも期待。いやー僕もこんな青春を味わいたかったなー。

ここでちょっとブレイク 番外編

ベスト3に入る前にちょっとここでブレイクしましょう。惜しくもランクインはしなかったけれども良かったなあと思うアルバムをご紹介したいと思います。

Obscure Ride / cero

YELLOW DANCER / 星野源

CAVU / 04 Limited Sazabys

人生はまだまだ続く / キュウソネコカミ

hollow world / ぼくのりりっくのぼうよみ

さて、ランキングに戻りたいと思います。

3位:Wonder Future / ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる2年8ヶ月ぶりとなるニューアルバム。アメリカ・ロサンゼルスにあるフー・ファイターズのプライベートスタジオ「Studio 606」にて全曲レコーディングされたそう。正直僕は音の違いとかはそこまで分からなかったですが…。前作はシンセ多用でアジカンらしくないと言われていた印象ですが、今作はロック色が強めで、ゴリゴリなロックサウンドが好きな僕としては最高のアルバムでした。特に「Easter / 復活祭」「Planet of the Apes / 猿の惑星」はスゴイ。とにかく疾走感のあるアルバムで、あっという間の50分弱。


2位:猫とアレルギー / きのこ帝国

「春と修羅」のような、インディーズ時代の刺々しさ・シューゲイズ感は全くと言っていいほどなくなり、前作「フェイクワールドワンダーランド」よりもさらにポップになったきのこ帝国。ジャケットにもそのポップさが現れている気がします。社会に迎合して、メジャーに出て大衆音楽に成り下がったという人もいるかもしれません。賛否両論ですが、僕は好きなアーティストの新譜が出るってだけで嬉しいです。好きな人が好きな曲を歌ってるんだからそれで良いと思います。僕はこれでファンを辞めるってことはありません。このアルバムでは「スカルプチャー」が好きです。

1位:米津玄師 / Bremen

前作「YANKEE」から1年半、今年10月に米津玄師の待望のニューアルバムがリリースされました。前作が遊び心満載、ボカロ成分満載だったのに対し、今作はメッセージ性の強い曲が沢山盛り込まれている印象。これをどう捉えるかは人それぞれだと思います。わけのわからない音がなっているのにメロディーは頭に入ってくるし、ポップさはあるし、中毒性があるし、、、というのを米津玄師らしさと捉えている人からすれば、今作は”らしさ”が失われてしまったと感じるかもしれません。しかし、僕は米津玄師の成長が感じられるとても良いアルバムだと思います。オリコン1位をとったのもうなずける完成度。このアルバムだと「あたしはゆうれい」が好きです。


さいごに

いかがだったでしょうか?あなたの好きなアーティストは出てきましたか?あなたの好きなアルバムはありましたか?今年も良いアルバムがたくさん出ましたが、正直なことを言うと、2014年が良作揃いの年だっただけに今年はそれに比べるとパッとしない印象の年だったかもしれません。しかし、来年頭にBUMPや9mm、ゲスの極み乙女。そしてART-SCHOOLの復活など僕にとって嬉しいニュースがたくさん。それがとにかく楽しみですね。好きなアーティストの新しい作品を楽しみにするってそれだけで幸せなことだと思います。

来年もまたこの記事が書けることを楽しみにしています。みなさんも良い音楽ライフを!